国土が広い中国において、高速鉄道は飛行機に次いでいち早く目的地に到着することができる交通手段となっている。米国では減圧したチューブ内を列車が猛スピードで駆け抜ける「ハイパーループ」構想の研究開発が勧められているが、中国はさらに高速の鉄道についての構想を持っているようだ。(イメージ写真提供:(C) Gary Blakeley/123RF)

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 国土が広い中国において、高速鉄道は飛行機に次いでいち早く目的地に到着することができる交通手段となっている。米国では減圧したチューブ内を列車が猛スピードで駆け抜ける「ハイパーループ」構想の研究開発が勧められているが、中国はさらに高速の鉄道についての構想を持っているようだ。

 中国メディアの今日頭条は18日、中国が航空機より高速で走行が可能な鉄道の開発に着手したい考えであると伝えつつ、鉄道発祥の国であるイギリスでは「中国の鉄道技術はイギリスよりはるかに進んでいる」という声があがっていると伝えた。

 「航空機より高速で走行が可能な鉄道」とはまるでSFの世界の話のようだが、記事は中国の国有企業である中国航天科工集団公司が、中国版ツイッター微博(ウェイボー)で「超音速の飛行技術と鉄道技術を結合させた高速飛行列車の研究開発に取り組む」と発表したことを紹介した。

 記事は、この高速飛行列車は磁気浮上の軌道上を走行することでレールとの摩擦を減らすことができ、最大運行速度は時速4000キロメートルに達すると予想されていると主張。これは高速鉄道の10倍以上の速度であり、民間旅客機の5倍に相当するスピードが出ると紹介した。

 中国の構想が果たして現実のものとなるかは不明だ。だが、高速鉄道技術をさらに進歩させようとする姿勢に対し、イギリスのネットユーザーからは「中国の鉄道技術はイギリスよりはるかに進んでいる」、「中国は世界の高速鉄道の技術を牽引する存在」といった声があがったと伝えた。

 中国が高速飛行列車の構想を実現させるには超えなければならない壁や問題は山のようにあると思われるが、現実のものとなれば中国経済への発展にも大きく寄与することだろう。くれぐれも安全に運行できるよう開発していってもらいたいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C) Gary Blakeley/123RF)