Photo by Takeshi Kojima

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『週刊ダイヤモンド』9月30日号の第1特集は『最強「テック財閥」の内幕 孫正義が知らないソフトバンク』です。10兆円ファンド設立や3.3兆円での英アーム買収など、世界が刮目する飛躍を見せるソフトバンク。最強の「テック財閥」になるべく、海外事業に注力する創業者の孫正義社長は自らも未知の領域に足を踏み入れました。一方で国内に目を向けると、急速な海外シフトに戸惑う社員が増え、孫社長も知らない事態が進行しています。世界と日本に分裂する二つのソフトバンクの内幕に迫りました。

テック財閥化するSBがAI新会社を設立へ
社長には出戻りエースを抜てき

 汐留事業4号株式会社――。一風変わった名前のこの会社は、ソフトバンクグループの孫正義社長が、いつ新規事業を立ち上げてもいいように準備されているペーパーカンパニーの一つだ。

 所在地は東京都港区のソフトバンク本社の住所と同一。設立時の代表取締役は関連事業部の三村一平部長で、どんな新規事業にも対応できるよう、会社目的も電気通信事業やコンピューターソフトウエアの制作・販売、有価証券取得・運用などと幅広く記されている。

 今年7月、この汐留4号の法人登記に変化が起きた。目的がより具体的な記述に変更されたのだ。そこに躍るのは、「人工知能(AI)」の文字だった。

 人工知能に関するプログラムの研究、企画・開発と販売・利用。人工知能に関するプログラムの技術指導・導入支援。人工知能に関する各種コンサルティング。人工知能に関わる調査分析――。

 ソフトバンクが水面下で進めているAI新会社が、間もなく動きだそうとしているのだ。

 そして、代表取締役が三村部長から代わり、あるソフトバンク元幹部の名前が記されていた。

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