2017年9月23日(土)から10月9日(月)まで開催される「マチ★アソビ vol.19」で、メインステージのある眉山山頂まで人々を運ぶメインルートを担うのが眉山ロープウェイ。マチ★アソビではこれまでにラッピングバスやラッピングタクシーを走らせた実績がありますが、今回、vol.1から使っているにも関わらず初めてロープウェイにラッピングが施されることになりました。ロープウェイのゴンドラへラッピング作業がどのように行われるのか、その様子を見せてもらいました。

マチ★アソビ vol.19 2017.09.23~10.9開催

http://www.machiasobi.com/

ロープウェイのラッピングを担当したのはアサイマーキングシステム。公式サイトを見ると新幹線や航空機のラッピング実績も掲載されていますが、ロープウェイはこれが初だそうです。

ロープウェイは9時から21時までは通常通りの運行が行われているため、ラッピング作業は運行が終わった21時から行われました。作業の様子を見るため、夜の阿波おどり会館へ。



会館の5階がロープウェイの発着場となっています。向こう側のホームにいるのは前日に作業を終えた「活撃 刀剣乱舞」ラッピングのゴンドラ。



未ラッピングのゴンドラを山頂駅から降ろすために、入れ替わりで山頂へと消えていきました。



7分ほどすると未ラッピングのゴンドラが降りてきました。すでにラッピング用資材は5階に運び込まれているので、さっそくゴンドラ表面の汚れや水滴などを拭き取っていきます。



最初に貼り付けを行うのは扉の部分。このゴンドラはちょうど本体の腰の位置がぐるりと一周出っ張っているため、その出っ張りを考慮しての貼り付けが必要。



その間に別の職人さんはゴンドラ上部のカラー部分のラッピングを開始。



このゴンドラのラッピングは「劇場版『Fate/stay night [Heaven's Feel]』のもので、麓側ゴンドラは第1弾キービジュアルのイラストが用いられています。用意されたラッピングシートのうち1つがちょうど桜の顔で、こちらを見つめていました。



ゴンドラは扉のある側はホームに横付けした状態なのでそのまま作業が可能ですが、扉のない側はこうやって下から脚立を立てての作業です。



左扉下部、上部、右扉下部と貼り付けが行われて……



右扉上部に先ほどの桜の顔部分が貼り付けられました。



丁寧にシートを伸ばして……



扉部分、ほぼ完成です。



続いて、ゴンドラ山側。ここは扉のように開閉部がないので、大きなシートをそのまま仮止めしていました。



そして貼り付けて、細かい出っ張りなどの部分を調整。



出っ張りに見えた部分は換気口なので、あとでシートが取り除かれていました。未ラッピングとの境目はこんな感じで、元は赤色や黄色がベースなので、黒や紫ベースの「Fate」カラーだとかなり印象が変わります。



最後はヒートガンでシートを温めて貼り付けていました。



また、ぱっと見た感じは直線的ですが、下に向かってすぼんだ形になっているので、底面との境あたりに切れ込みを入れてうまくシワなどが出ないようにしていました。



その間に上部のラッピングはほぼ全周に至ろうとしていました。



続いて、麓側にも同じように大きなシートの貼り付けがスタート。



ちょうどゴンドラの中央に合わせて桜が配置されています。



1台目の仕上がりが近づいてきて、2台目のゴンドラのほうでも作業が始まりました。



先ほどの桜の上の出っ張りにはロゴの入ったシートが貼り付けられました。



ヘッドライト部分や側面の余った部分を処理して……



できあがり。



ゴンドラ扉側はこんな感じ。赤やオレンジだった部分が全て黒と紫に染まり、重い印象のゴンドラに。



こちらが山側。



そして麓側。



反対側のホームから、まだラッピングが完了していないゴンドラと見比べるとこんな感じ。21時から作業が始まり、1台目のゴンドラのラッピングが完了したのが25時過ぎ。途中、休憩を入れつつ約4時間の作業でした。なお、ゴンドラは2台セットなので、ここからさらに2台目のラッピングです。



ラッピングバスやラッピングタクシーに比べて全体を見るチャンスが少ないのが残念ですが、見事なラッピングが行われているので、乗車するときにはぜひ前後もじっくりとチェックしてみて下さい。