5試合ぶりのリーグ戦出場で堂々たるプレーを披露した堂安。周囲との距離感もまずまずで、決勝点に絡んで見せた。(C)Getty Images

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 開幕戦以来、5試合ぶりのリーグ戦スタメン出場を果たした堂安律が、フローニンゲンの勝利に貢献した。
 
 9月24日、オランダ・エールディビジ6節、フローニンゲンは本拠地でトゥベンテと対戦。木曜日の国内カップ戦で後半頭から登場し、わずか43秒で移籍後初ゴールを挙げた堂安は、エルネスト・ファベル監督を信頼を得て、3日後のリーグ戦で先発を飾った。
 
 4-2-3-1システムのトップ下に配備された浪速のアタッカー。両チームともここまでの成績が芳しくなく、セーフティーファーストの戦法で守備を重視し、ロングボールが横行する。堂安はなかなかボールに触れなかったが、低い位置に下がって懸命に守備をこなすなど、ゲームの流れに乗ろうと広範囲をカバー。徐々に前を向くプレーを増やすと、両サイドへの的確な散らしやミドルパスで攻撃に関与し、38分には右サイドから持ち込み、マーカーふたりを手玉に取る突破も披露した。
 
 両雄ともいくつか好機を掴みながらも決め切れず、0-0のまま後半に突入。そして51分、均衡を破ったのはホームチームだった。左サイドから鋭いグラウンダーのクロスが入り、そこに猛然とダッシュして走り込んだのは堂安。左足でミートしたシュートは惜しくもDFにブロックされたが、その浮いた球をウサマ・イドリッシがヘディングで押し込み、先制点とした。堂安の果敢な飛び込みがもたらしたゴールだ。
 
 65分には同じく左サイドでのチャンスメイクからゴール前フリーの堂安が決定的な左足ボレーを放つも、浮かしてしまいゴールならず。ビッグチャンスを逃し、苦虫を噛んだ。72分、怪我をした足首の状態が万全ではない堂安は、イェルペス・ドロストと交代。及第点以上のパフォーマンスに対して、ホームサポーターから拍手と賛辞を受けた。
 
 試合は虎の子の1点を守り切ったフローニンゲンが3試合ぶりに3ポイントを奪取。2勝2分け2敗とし、順位を11位に上げている。