白血病と戦うサッカー選手・早川史哉、小児病棟を訪問「23歳も負けていられない」

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新潟のがんセンター訪問 リフティングを数回で失敗し、「悲惨な姿を見せてしまった」

 J1アルビレックス新潟との選手契約を凍結中の23歳DF早川史哉は、急性白血病からの寛解に向けて治療に専念しているが、24日に自身のブログを更新。

 新潟市内のがんセンター病院の小児病棟を訪問し、子どもたちと交流を深めたことを綴っている。

「小児病棟訪問」のエントリーで更新されたブログによれば、新潟県立がんセンター新潟病院の小児病棟を訪れた際、温かく迎えてもらい、緊張も解けてリラックスして過ごすことができたという。柔らかいボールを使ってリフティングを見せてほしいとのリクエストにも応えたが、数回で失敗してしまい、「悲惨な姿を見せてしまいました(笑)。すみませんでした…。しっかり練習します…」と報告と反省を行った。

 リオデジャネイロ五輪世代の早川は、2011年のU-17ワールドカップに出場して3得点と活躍。新潟ユースから筑波大を経て2016年にJリーガーとなったが、同年4月にリンパ節の腫れが見られて精密検査を受けた結果、急性白血病と診断された。同年11月に骨髄移植手術を実施。2017年1月にはトレーニングが開始できるまで新潟との選手契約を一旦凍結し、治療に専念をすることを発表していた。

 今回、病院の子どもたちと接して、「改めて当たり前は当たり前じゃない」と感じたという。ブログでは次のように率直な思いを明かしている。

「子どもたちのパワフルさに本当にびっくり」

「みんな本当にたくさん頑張ってます。だからこそ少しでもみんなが前を向けるように夢に向かって突き進めますように。自分が行う活動が少しでも子どもたちにとってプラスになってくれれば嬉しいな。訪問に行った日が子どもたちにとってなんか楽しかったなって思ってもらえるような活動になってくれるといいし、復帰に向けて取り組みながら今後もこのような活動ができればと思っています。

 今回の訪問では自分が子どもたちに元気をもらったような気がします。子どもたちのパワフルさに本当にびっくり。23歳も負けていられませんね(笑)。周りの方々も含めみんなで支えあっていきながら乗り越えていきましょうね!」(原文ママ)

 自らも病と闘う身でありながら、同じ境遇の子どもたちのために活動を続けていくことを誓った早川。一日も早い回復を誰もが願っている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images