「チェンバレンより痛かった」…ヴェンゲル監督、生え抜きDFの退団に悲しみ

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 アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督にとって、イングランド代表MFアレックス・オックスレイド・チェンバレンの退団よりもイングランド人DFキーラン・ギブスの退団の方が痛かったようだ。イギリスメディア『スカイスポーツ』が24日に伝えている。

 ギブスは10代前半からアーセナル一筋でプレーしてきたが、今夏の移籍市場でウェスト・ブロムウィッチに移籍していた。25日に控えた同クラブとの対戦を前に、ヴェンゲル監督が語った言葉を同メディアが伝えた。

「チェンバレンよりギブスの方が痛かったのは本当だ。彼は10歳のころからアーセナルでトレーニングを積んできたんだ。理想を言えば、監督はクラブの価値を何世代にも渡って受け継いでくれる選手を手元に置いておきたいもの。そう言った意味で、ユース出身者はクラブが重要だと思っているものを持ってプレーしてくれる。それは心の持ちようだったり人間性、尊敬、献身性といったものだったりする。もちろんプレーの質も。チームプレーや組織を重んじるんだ」

 そう語ったヴェンゲル監督は、ギブスの退団は家族を失うようなものかと問いに「もちろんだ」と応え、「同時に彼にとっても難しい決断だったはずだ。彼は退団を要求してきた訳ではなくて、お互いが出した結論だった。何年にも渡って貢献してきた選手のプレー時間が保証できないときにはこういう決断を受け入れる必要がある」と一方的な退団要求があった訳ではなかったと経緯を明かした。