予選Rの快進撃も実らず… 高山忠洋はV目前で涙を飲んだ(撮影:鈴木祥)

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<アジアパシフィック ダイヤモンドカップゴルフ 最終日◇24日◇カレドニアン・ゴルフクラブ(7,100ヤード・パー71)>
「アジアパシフィック ダイヤモンドカップゴルフ」の最終日は波乱の展開となった。首位タイからスタートしたプーム・サクサンシン(タイ)が8番までにスコアを2つ伸ばして独走態勢を築いたかに見えたが、9番でまさかのトリプルボギー。同じく首位タイからスタートしながらもスコアを落としていた高山忠洋を突き放しかけていたが、後続も含めて、上位争いは一気に大混戦となった。
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初日9アンダーの大爆発で首位発進を決め、2日目も5アンダーをマークしトップ快走。3日目こそ“73”で後退したものの、首位タイで最終日を迎えた高山。前半でスコアを2つ落とし、諦めかけた優勝のチャンスが再び到来した。
サクサンシンの自滅に加え、自身は13、14番で連続バーディ。15番でボギーを喫したが、トップタイのままラスト3ホールに突入。それでも「流れをつかみきれなかった」と、スコアを伸ばすことができず、結局トータル10アンダー2位タイでフィニッシュ。高山とは対照的に、上がり3ホールで2バーディを奪った片岡大育に逆転Vを許した。
今季は開幕戦直前に痛めた腰の影響もあり苦しんできたが、ここにきて戦える状態に戻ってきただけに、勝ちたい気持ちは強かった。「流れがあっちに行ったりこっちに来たり、その輪の中に入れて幸せでしたが、2日間で14アンダーまで行ったのに、なんでこんなところにいるんだろうという気持ちとも戦っていました」と、充実感がありながらも、6年ぶりの勝利に近づいた予選ラウンドの快進撃から後退してしまったことを悔やんだ。
「調子が悪くても勝てる選手になりたい。そういうレベルにいきたいです」。18番グリーンで片岡が表彰される裏で、「いつになったら勝てるんやろ…」とつい本音をもらした高山。「残念すぎます」と肩を落としたが、「この悔しさをバネに今年中に勝ちたい」と声を振り絞ってコースを後にした。
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