想像以上!?にスポーティな走りを見せるカムリのポテンシャルを発揮させるには、渋滞だらけの都内を走っているだけではもったいない…そこで、私のお気に入りのドライブコース、東京湾アクアラインを渡って木更津へ。

話題の「海中電柱」が見られる海岸を目指しました。

トヨタ車の顔として定着した「キーンルック」のインパクトが強烈なのか、すれ違うクルマや歩行者からジロジロ見られます。フロントマスクはちょっとアクが強いですが、プレーンなサイドとリヤビューは完全に私好み。エッジの効いたフェンダーや彫の深いドアのプレスライン、外側に張り出したタイヤ&ホイールなど、「クルマをカッコよく見せるツボ」を押えた演出が粋ですね。

カムリはどこを切り取っても絵になりますが、とりわけセクシーなのがトランクリッドの造形。ルーフやクォーターピラーからつながるような流麗なプロポーションで、リヤビューでもしっかり存在感をアピール。ライバルひしめくアメリカ市場で勝ち抜くためには、このぐらいキャラクターが濃くないとダメなんだろうなぁ。

最新のHVセダンだけに、クルマ選びで重視される先進安全性能も充実。カムリ全車に標準装備される衝突回避支援パッケージの「トヨタセーフティセンスP」は、ミリ波レーダーと単眼カメラを併用した検知センサーを使うことでクルマや歩行者をしっかりと認識し、信頼性の高いシステムを実現。ドライブ帰りの渋滞で「うっかり事故」を未然に防いでくれる、頼もしい存在ですね。

運転席だけでなく、どのシートに座っても快適なのがカムリの魅力。フロントシートは運転席/助手席ともに「包まれ感」があって、足元や横幅も余裕たっぷり。運転席と助手席を隔てるコンソールボックスもワイドで大容量。あらゆる部分がアメリカ基準で造られています。

低く構えたプロポーションはカッコよさと引き換えに、リヤシートの居住性が犠牲になっているのかと思いきや、ヒップポイントが下げられているので頭上の圧迫感はありません。シート下にハイブリッドバッテリーを収めることで、低重心化とトランク容量拡大を両立。ドアの開口が大きく、大柄な人でも楽に乗り降りできます。

リヤシートの広さをひと言で表すと「リムジン」並み。アルファードのキャプテンシートには敵いませんが、ロングホイールベースのおかげで前後シートの間隔が広く、サイドウインドウを全開にできるのも開放感を高めてくれます。もしタクシー乗り場で新型カムリの個人タクシーを見つけたら、順番待ちしてでも乗りたいです。

リヤシート下にハイブリッドバッテリーを移したことで、ゴルフバッグ4個が入るトランク容量を確保。

トランク内のレバーを引くと6:4分割可倒式のリヤシートが倒れて、スキー板などの「長モノ」が楽に積めます。

ちなみに、トランクスルー時の奥行きは実測で175cm。身長162cmの私が試しに寝転んでみましたが、段差を埋める薄手のエアマットを敷けば車中泊できるかも?

試乗車はメーカーオプションのパノラマムーンルーフ付き。後席までルーフ全面がガラス張りになっていて開放感たっぷり。フロント側にはチルト&スライド機構が備わり、手軽にオープンエアを楽しめます。

シフトセレクター基部に備わるのは各種ドライブモードのスイッチ。モーターのみで走行し、深夜早朝の静粛性を高める「EVドライブモード」や、加速レスポンスを鋭くしたり、ステアリングの操舵力を変化させたりと、スポーティな走りを演出する「スポーツモード」など、シチュエーションに合わせた走りを選択できます。

スタイリッシュな内装に無骨な充電コードは似合わない…ので、試乗車にはスマホへのワイヤレス給電が行なえる「おくだけ充電(オプション)」も装着済みです。

メーカーオプションのアクセサリーコンセントは家庭と同じAC100Vの1500W出力で、パソコンやドライヤーなどの家電品が車内で使えるスグレモノ。高出力のリチウムバッテリーが備わるHVならではのアイテムです。

さて、セダンにはちょっとうるさい「かえ目線」での新型カムリの評価ですが、狭い道では取り回しに苦労しそうなサイズを除けば、ルックス、内装の質感、走りのよさも含めてパーフェクト。私の中での「カムリ=おやじセダン」というマイナスイメージは払拭されました。

トレンドになっているSUVの勢いに押され気味で、日本では「オワコン」状態のセダンですが、居住スペースとラゲッジが隔てられていることによる静粛性の高さや、重心の低さを生かした安定感のあるコーナリングなど、大幅に進化した新型カムリを通して、改めてセダンの良さを実感しました。

(文:湯目由明/モデル:かえ ひろみ/ヘア&メイク:中田愛美/写真:ダン・アオキ)

■かえ ひろみ

グラビアやイベントのほか、ラジオでも大活躍中の紘実チャン。FM NACK5「Nutty Radio Show THE 魂(ソウル)(毎週水曜20:00〜23:00)」では話題沸騰の古坂大魔王の相方を務める。ラジオ日本「Hello! I,Radio(毎週金曜9:00〜11:00)」も好評オンエアー中。木目パネルが似合う国産4ドアセダンをこよなく愛し、愛車は中古の先代トヨタプレミオをチョイス。購入後9ヶ月で走行距離が2万劼鯆兇┐襪曚匹離疋薀ぅ峭イで、道の駅巡りにもハマっている。

【関連リンク】

トヨタ・カムリ
http://toyota.jp/camry/

かえ ひろみ
http://ameblo.jp/6363117/

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