御朱印帳がネットで転売?!御朱印帳とはなにか?

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神社仏閣で参拝すると、参拝者にスタンプを押印して貰える物、それは御朱印帳と呼ばれることは御存知の方も多いのではないだろうか。以前、「教えて!goo」では「寺マニア・神社マニアは知ってて当然?朱印帳の歴史」と題して
御朱印帳の歴史と使い方を紹介した。ところが、この御朱印帳の間違った扱い方がインターネットで話題となっている。そんな状況の中、教えて!gooにも「御朱印帳の使い方について」という質問が寄せられた。

■趣味の駅スタンプ集めといっしょに?!

質問者は、趣味で駅スタンプを集めていると言うが、御朱印帳にこの駅スタンプを押し、さらに、神社やお寺の御朱印も押してもらおうと考えている。こんなことが許されるのだろうか。この質問に対する回答を見てみよう。

「厳密に云うと失礼に当たります。御朱印帳には特に仏閣ではその仏閣の御本尊様のお名前を記入いただき、本尊様の印を頂きます。この御朱印は信仰の篤い方々には『あり難いもの』と認識されておりますので、神社、仏閣に関しては、その他のスタンプがある場合、御朱印頂けない事も無いとは言い切れません。やはり、駅スタンプと御朱印は別になさることをお勧め致します」(てんぞうくんさん)

「御朱印はスタンプラリーではありません。本来は写経を納めた証として押していただくものです。今はお金を払えば一部のお寺を除けば誰にでも書いていただけますけどね。せめて駅スタンプとは分けて考えるべきものでしょう」(xxi-chanxxさん)

「記念スタンプとは違います!趣味等と安易な発想ならば辞めましょう。 (中略) 朱印は印に寺社名が入っていることから、寺社で授与されるお札などと同等とされ、粗末に扱うべきではないとされる。」(DEBU-NEKOMARUさん)

駅のスタンプと一緒に御朱印を押印して貰うのは失礼であるという回答が多かった。また、本来の目的を丁寧に説明している回答もあった。

■ブームが御朱印帳の転売まで

神社やお寺、そして信仰心、そんなものに深く関わる御朱印帳も問題について、葬儀にまつわる様々な問題に詳しい心に残る家族葬というWEBサービスを運営する葬儀アドバイザーに取材し、お話を伺ってみた。

「先日、twitter上で話題になっていましたね。守谷総鎮守八坂神社にて頒布された御朱印帳がネットオークションで転売されているのを、宮司さんが見つけ『転売目的の方はもう来ないでほしい』とtwitterで苦言を呈していたのです」

何とも罰当たりな話ではあるが、このような行為はよくあるようだ。

「寺社名と参拝した日付が墨で書かれ、その上に赤く印が押されることから『朱印』と呼ばれています。御朱印を集めるための専用の帳面を『御朱印帳』、様々な寺社を巡って御朱印を集めることを『集印』といいます。本来は丁寧に扱うべきとても神聖なものとされています」

お寺におけるお経や神社のお札と同等に扱うべき神聖なものであることが理解できる。

「Twitter上の記事を見た後、少し調べてみましたが、集印がブームになっていると知りました。その人気を反映し、御朱印帳自体も女性向けのお洒落な柄が増えるなど集印の在り方も少しずつ変わっているそうです。集印ブームが注目を集め、御朱印集めをテーマとしたツアーやイベントを企画する旅行会社も増えてきているそうです。そして、こんなブームがインターネット上における高額転売の原因にもなっているとか。集印済みの御朱印帳が、ネットオークションで転売され奉納料より遥かに高い値段で落札される事象が相次いでいるというのです。対策のために奉納料を値上げしたり、御朱印の押印そのものを取りやめたりする寺社も現れていると聞いています」