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●メインストリームで初の3連ファン

エムエスアイコンピュータージャパンは、9月21日から24日まで幕張メッセで開催中の東京ゲームショウ2017(TGS2017)にて、NVIDIA GeForce GTX 1080 Ti搭載グラフィックスカードの新モデルや、国内初投入のゲーミングデバイスなどを展示した。

○GAMINGシリーズ初の3連ファン搭載「GeForce GTX 1080 Ti GAMING X TRIO」

MSIブースでまず目を引いたのは、3連ファンを搭載したNVIDIA GeForce GTX 1080 Tiカード「GeForce GTX 1080 Ti GAMING X TRIO」だ。MSI製グラフィックスカードで、3連ファンを搭載したモデルというと、オーバークロッカー向けの「Lightning」シリーズが思い浮かぶが、メインストリームのGAMINGシリーズシリーズでは本製品が初となる。

ファンだけではなく、ヒートシンクもLightningシリーズに近い。さらに背面のバックプレートにLEDを搭載するなど、GAMINGシリーズをベースとしながら、Lightningシリーズの意匠を盛り込んでいる。

動作クロックはすでに展開中の「GeForce GTX 1080 Ti GAMING X 11G」や「GeForce GTX 1080 Ti LIGHTNING X」と同様。補助電源コネクタが8ピン×2(GeForce GTX 1080 Ti LIGHTNING Xは8ピン×3)ということを考えると、OC向けというよりはやはり通常の使用で高い性能と狙いたいという製品だろう。

海外では10月12日に発表する予定。日本市場向けに投入することは決まっているものの、発売時期や価格は未定とのことだ。

○ゲーミングデバイスも日本市場に投入

MSIといえば、このところPCパーツやゲーミングPC本体に加えて、周辺機器も展開しはじめた。2017年7月には27型、9月には23.6型の曲面ディスプレイを投入。さらに東京ゲームショウ 2017にて、ゲーミングキーボード、マウス、ヘッドセットを日本市場で展開することを表明した。いずれの製品も発売時期や価格は現在調整中だという。

ゲーミングキーボードは「VIGOR GK80」「VIGOR GK70」「Interceptor GK40」の3モデルをラインナップ。このうち「VIGOR GK80」「VIGOR GK70」はCHERRY MXスイッチの赤軸/シルバー軸を採用する。イルミネーション機能「Mystic Light Sync」に対応し、個別のキーに対して自由に色を設定できる。

ゲームでの利用頻度が高いW/A/S/Dキーには交換用のキートップを付属。キーを見なくともキーがわかるような刻印をあしらう。フレームにアルミを用いることで高い安定性と耐久性を備えるという。

「Interceptor GK40」はエントリー向けモデルで、キーはメンブレン式だがメカニカルスイッチのようなタッチ感がある「PLUNGERスイッチ」を備える。キーのLEDは6つのゾーンで設定できる。

ゲーミングマウスは「CLUTCH GM70」「CLUTCH GM60」「CLUTCH GM10」の3モデルをそろえる。

「CLUTCH GM70」は有線と無線(2.4GHz)の両対応ゲーミングマウス。最大18,000dpiの光学センサー、オムロンスイッチを搭載する。トップカバーと両サイドのパネルが取り外し可能で、手の大きさに合わせて交換できる。ボタン数は8。

「CLUTCH GM60」は有線対応ゲーミングマウス。センサーは最大10,800dpiの光学式を搭載する。「CLUTCH GM70」と同じく、交換式のパネルが付属する。また、「CLUTCH GM70」と「CLUTCH GM60」はMSIのユーティリティ「Gaming Center」からLEDのカラーなどを設定できる。「CLUTCH GM10」はエントリー向けモデルで、センサーは最大2,400dpiの光学式となっている。

ヘッドセットは「IMMERSE GH70」と「IMMERSE GH60」の2モデルをラインナップ。いずれも50丱疋薀ぅ个鯏觝椶垢襪曚、ハイレゾに対応する。「IMMERSE GH70」はインタフェースがUSB。ヴァーチャル7.1chをサポートする。また本体にLEDを内蔵する一方の「IMMERSE GH60」はインタフェースが3.5丱献礇奪で、7.1chには対応しない。

●超スリムPCは第8世代Core搭載?

○超薄型ゲーミングPC「Vortex G25」は第8世代Core搭載?

ゲーミングPCで注目なのは、超薄型モデル「Vortex G25」。COMPUTEX TAIPEI 2017でも展示された製品だが、容量わずか2.5lの筐体にデスクトップ向けCPUとGeForce GTX 10シリーズが搭載可能だ。

前面・背面両方にインタフェースを搭載。特に前面のインタフェースは、電源用ポートを含めVRヘッドセット「HTC Vive」の使用に必要なものが揃っており、前面の端子だけでHTC Viveが使用できるようになっている。映像出力は、4K/60Hzの出力が可能なThuderbolt 3に加え、Mini DisplayPort、HDMIの計3系統を備える。

スリムな筐体を生かして、VRヘッドセットなどと組み合わせて、いわゆるVR体験施設などでの導入を視野に入れている。実際にそうした施設からの問い合わせは多いとのこと。冷却は専用設計の「Cooler Boost TITAN」を採用。2基の大型ファンに加えて、8本のヒートパイプで内部を冷やすとしている。

CPUには「第7世代Intel Core i7よりもさらにパフォーマンスが向上した」ものを乗せるとのことで、おそらく第8世代Coreシリーズを搭載するものとみられる。

○X370チップセット搭載のハイエンドマザーボードが9月30日発売

このほか、AMD X370チップセットを搭載したSocket AM4対応ハイエンドマザーボード「X370 GAMING M7 ACK」を9月30日に発売すると発表した。すでに海外では発表済みのモデルで、ヘビーゲーマー向けの「ENTHUSIAST GAMING」シリーズに属している。

電源回路は13フェーズ。チップセットのヒートシンクと一体化したM.2スロット用シールド「M.2 Shield FROZR」を搭載する。さらにメモリスロットとPCIe x16スロットは金属で補強した「Steel Armor」を採用する。

また、ネットワークコントローラとして有線は「Killer E2500」、無線は「Killer Wireless AC 1535」を搭載。これらを連携させて最大1,867Mbpsの通信に対応する「Killer Double Shot Pro」を利用できる。