濡れてしまった靴をそのままにしておくと…(写真:azgek / PIXTA)

せっかくお気に入りの靴を履いて出かけたのに、急な雨で靴の中までビショビショ……なんて経験がある方も多いのでは? 今回は、濡れた靴の正しいケアの仕方を、靴の修理やクリーニングを専門に行っている「靴専科」技術トレーナーの大友良祐さんに聞きました。

濡れた靴を放置するとカビなどの危険性がある


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たとえば、雨で濡れたからといって、革靴を洗うわけにはいきません。では、自然乾燥させれば問題ないのでしょうか?

濡れた靴をそのままにしておくと、数日でカビが生えたり、カビのニオイがしたりしてくる場合があります。雨ジミが残ることもありますし、長年使用している靴だと革が劣化するケースもあるのです」(大友さん)。

また「一度できた雨ジミをご家庭で無理に消そうとすると、シミが広がったり、悪化したりする場合も。靴クリーニング・修理専門店に相談することをおすすめします」とのこと。

すぐに乾かしてケアをするのがベストのようですね。

それでは、どうすれば早く乾かせるのか、正しいケアについて教えてもらいました。

濡れた靴を出先や自宅で乾かす方法

出先で雨に降られてしまったときなどは、

1. 新聞紙などの紙類を靴の中に詰める。
2. ドライヤーの冷風を靴の内側にあてる。

の2ステップで乾かし、応急処置をするのが良いとのこと。

<ポイント>
ドライヤーは、送風か冷風を選んでください。熱風はNGです。旅行用の小型のドライヤーなどを携帯すれば、ある程度乾かせるでしょう。

自宅で乾かすコツについても伺いました。

1.表面の汚れや水分を、乾いたタオルで拭き取る。


2.新聞紙を丸めて中に入れて、湿気を取る。


3.新聞紙を数回交換したら、ウッドシューキーパー(できれば、水分をよく吸うシダー製)を、靴の中に入れて、風通しのよい日陰に乾いたタオルを敷いて、1〜2日置いておきます。靴の形を崩さず、中の汗や湿気を吸うというメリットがあり、ニオイを軽減するという二次効果にも期待できます。また、濡れた靴は完全に乾くまで履かないのが鉄則。


外出時は、まず応急処置を。帰宅後にしっかり乾燥させれば、靴へのダメージを最小限に抑えられます。

靴の保管場所にも気を配ろう

靴が乾いても、靴箱に湿気が多いとカビが発生し、ニオイがつく可能性も。靴の上手なしまい方をご紹介します。

・靴箱を掃除する

リビング用洗剤をスプレーした雑巾で棚板などの内部をふいて、よく乾燥させておく。

・湿度を下げる

できれば毎日、靴箱の扉を開けて換気を。それでも湿度が高ければ除湿剤を置く。

・靴にシューキーパーを長期間入れたままにしない

シューキーパーで形を整えるのは、3日〜1週間が目安。シューキーパーを長期間入れたまま保管すると、シューキーパーの型がついてしまうので注意。

・靴の中に乾燥剤を入れる

靴の形が整ったらシューキーパーを外して、乾燥剤を入れて保管。風通しがよい状態にして、靴の中にものを詰め込まないように。

濡れた靴のケアと、保管場所にも気を配ることが、大事な靴と長くつきあっていく秘訣です。ぜひ実践してみてくださいね。

(文:大畠理恵/取材協力:靴専科)

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