0-1で迎えた74分、CKからマウリシオがヘッドで合わせJ1初ゴールを決める!(C)J.LEAGUE.PHOTOS

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[J1リーグ 27節]浦和 2-2 鳥栖/9月23日/埼玉スタジアム
 
 浦和レッズのDFマウリシオが27節のサガン鳥栖戦、CKからヘッドで合わせてJ1初ゴールを決めた。それでも試合は2-2のドローに終わったため、「初ゴールを決められて特別な日にはなった。勝って、もっとスペシャルな、完璧といえる1日にしたかった」と悔やんだ。
 
 浦和は開始41秒に失点し、その後は0-1のスコアのまま鳥栖の堅守を崩せず苦しんだ。堀孝史監督は69分にズラタンを投入し、システムを4-1-4-1から阿部がアンカーに残る3-5-2にシフト。より攻撃に厚みを持たして猛攻を仕掛けた。
 
 スタジアムのボルテージが高まるなか、74分、CKのチャンスをつかむ。そこで高木俊幸のキックに、中央でDFのマークをはがしたマウリシオは下がりながら長身とフィジカルの強さと柔軟性を生かしてヘディングで合わせ、シュートをゴールネットにねじ込んでみせた。
 
「セットプレーの練習に時間をかけて取り組んできた。練習通りのゴール。トシからのボールが素晴らしく、いい形で決められたよ」
 
 歓喜の輪ができあがり、その中心にいる背番号2も雄たけびを上げた。とはいえ結局、その後1点ずつ取り合いドロー。ホームで勝ち切れなかっただけに、「負けに等しい勝点1」とマウリシオに笑顔はなく、次のように反省点を挙げた。
 
「冷静さを失わなかったことで、得点を奪えた。ただ、守備に関しては、してはいけないミスから失点を喫した。一人ひとりが責任をもってプレスをかけ、連係面を改善しないといけない。カウンターには気を付けなければいけなかっただけに、そこは改善しなければいけない」
 
 9月27日にはアウェーでACLの準決勝第1戦、上海上港戦(日本時間21時キックオフ)を戦うが、「200パーセントの集中力で、何がなんでも勝つ気持ちで、中国に行ってきます」と、今夏ポルティモネンセから加入したブラジル人CBはさっそく気持ちを昂らせていた。
 
取材・文:塚越 始