アウェーサポーターの声援に応える小林。これでヘーレンフェーンは4連勝で暫定首位に浮上! (C)Getty Images

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 所属するヘーレンフェーンを、オランダ・エールディビジの暫定首位に押し上げる大活躍だ。小林祐希が値千金の逆転ゴールをねじ込んだ。
 
 9月23日、同リーグの第6節。下位に沈むヴィレム兇遼楜鮹呂望茲蟾んだヘーレンフェーンは、開始12分に先制される苦しい展開。それでも地力に勝る精鋭軍団はボール支配と鋭い出足で徐々に敵を追い込み、ペースを掴んでいく。
 
 前半アディショナルタイムにMFスタイン・スハールスが鮮やかな直接FKを決めて同点。後半は開始から一気呵成に攻め立て、59分に歓喜が訪れる。ヴィレム兇離リアボールを拾ったスハールスが小林に横パス。およそ20メートルの距離から自慢の左足を振り抜くと、ダイアナゴルな軌道を描いてゴール右隅へズドンと決めた。
 
 日本代表MFは「見たか!」と言わんばかりに、両手を開いて仁王立ち。この逆転ゴールが決勝点となり、ヘーレンフェーンは2-1で快勝。小林はMVP級の働きを示した。
 
 オランダの国内メディアは4連勝を飾り、暫定首位に立ったヘーレンフェーンの快進撃を大々的に報道。小林のファインゴールへの賛辞も相次いだ。
 
 サッカー専門サイトの『Voetbal International』は、「チームを首位に押し上げるウルトラショットを、ユウキ・コバヤシは自信満々に蹴り込んだ。会心のショットだったはずだ」と称賛。「強すぎるヘーレンフェーン」と銘打ったのが全国紙の『NRC』。こちらは、「試合を決めたのは日本人のコバヤシだ。今シーズンの初ゴールで、昨年12月3日以来。左足で豪快に挙げた」とレポートしている。
 
 さらに、『V-BAL』紙は「コバヤシのショットはドイツ人GKの有望株、ティモン・ヴェレンロイターにとっては酷なもので、ほぼノーチャンスだった」と描写している。
 
 4-3-3システムの右インサイドハーフが定位置となりつつある小林。この好調ぶりは、日曜日に再来日した日本代表監督ヴァイッド・ハリルホジッチの耳にも届いていることだろう。
 
 10月の代表2連戦でも、存在を示したいところだ。