得点シーン以外でも、攻守の起点になるなど出色の出来だった岡崎。(C) Getty Images

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 日本代表FW、岡崎慎司の勢いが止まらない。現地時間9月23日に行なわれたレスター対リバプール(プレミアリーグ6節)で、公式戦4点目を突き刺した。
 
 この試合、プレミアリーグでは2試合ぶりに先発起用された岡崎は、序盤から積極果敢な動きを披露。すると前半のアディショナルタイム、チームが2点のビハインドを追うなかでその瞬間は訪れた。
 
 左CKをファーサイドで受けたハリー・マグワイアが、相手DFジョー・ゴメスと競りながら中央へ落とすと、ゴール前に転がったボールを岡崎が滑り込みながらつま先に当てて流し込んだのだ。
 
 身体を張った気迫のゴールで、今シーズンのプレミア3ゴール目をゲットした岡崎。その後両チームが1点ずつを取り合い、レスターは2-3と敗れたが、好調なサムライに対する現地メディアは、おおむね好意的だ。
 
 地元紙『Leicester Mercury』は、合計5ゴールが生まれた乱打戦を「最初から最後までスリリングな展開だったが、レスターは勝点を落とし、シンジ・オカザキとジェイミー・ヴァーディーのゴールも指揮官への慰めにはならなかった」と厳しく総括している。

 同紙は、反撃の狼煙となる一撃を見舞った岡崎について、「シンジはゴールマシンだ。この試合ではレスターの生命線だった」と書き綴り、さらに採点欄では、チームトップタイの「7」を付けた。「オカザキはインターナショナルマッチ以降、これまでとはまるで別のアクションを示してくれている」と、その献身性と決定力の高さを改めて評価している。
 
 さらに、英国の国営放送『BBC』も賛辞を贈る。
 
 得点シーンを速報的に伝えていた同メディアは、「リバプールの守備におけるラインコントロールには疑わしいものがある」としながらも、「マグワイアの当たり損ねのヘディングをシンジ・オカザキは見事にサポートした。彼はレスターの重要なライフライン(生命線)だった」と得点シーンをまとめている。
 
 また、採点・寸評において、岡崎にチームトップのヴァーディー(7.5)に次ぐ、「7」と高評したのが英紙『デイリーメール』だ。「リバプールのCKでの連係ミスを突いたオカザキは相手チームの勢いを半減させた」と、その得点が後半の盛り返しを呼び込んだと、その泥臭い得点を称えている。