岡崎が対リバプール2連発で今季リーグ3点目も、逃げ切ったリバプールが公式戦5戦ぶりの勝利《プレミアリーグ》

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▽プレミアリーグ第6節、レスター・シティvsリバプールが23日にキングパワー・スタジアムで行われ、アウェイのリバプールが3-2で勝利した。レスターのFW岡崎慎司は74分までプレーし、前半アディショナルタイムに今季3点目を決めた。

▽強豪との対戦が続いたリーグ序盤戦を1勝3敗1分けで終えたレスターだが、直近のEFLカップでは途中出場の岡崎の1ゴール1アシストの活躍でリバプールを撃破し、復調の気配を見せる。リバプールとの連戦でリーグ4戦ぶりの勝利を目指すレスターは、EFLカップで温存した一部主力を復帰させたほか、岡崎を先発で起用した。

▽一方、9月初めのマンチェスター・シティ戦で喫した大敗以降、公式戦4戦未勝利と苦戦が続くリバプールは、直近のEFLカップで完敗したレスター相手にリベンジを狙う。シティ戦での一発退場で引き続きマネが出場停止となったものの、負傷を抱えて欠場の疑いがあったロブレンとマティプの主力センターバック、ジャンが揃って先発入りした。

▽対リバプールの常套手段である自陣のスペースを消すことを意識しつつ、岡崎とヴァーディの2トップをスイッチに要所で前からプレスを仕掛けるレスターは6分、岡崎のパスに抜け出したヴァーディがボックス左でシュートを放つが、これはGKミニョレのセーブに遭う。

▽一方、コウチーニョやサラーの個人技で相手守備ブロックの攻略を図るリバプールは13分、ボックス手前でサラーからパスを受けたジャンが豪快に右足を振ると、低い弾道のシュートが左ポストを叩く。さらに、この跳ね返りにサラーが反応もシュートを枠に飛ばせない。

▽それでも、この試合最初の決定機を作ったリバプールは、直後の15分に先制点を奪う。ボックス左付近でアルベルト・モレーノとパス交換してクロスのタイミングをうかがったコウチーニョがファーサイドに絶妙なクロスを送ると、DFチルウェルの背後を取ったサラーが頭でニアサイドに決めた。

▽早い時間帯の先制点で勢いづくリバプールはここから攻勢を強めると、23分にはドリブルで中央突破したモレーノがエンディディに倒されて好位置でFKを獲得。これをキッカーのコウチーニョが壁の上をギリギリ越える見事な右足のシュートで直接ゴール左隅に突き刺し、今季のリーグ戦初ゴールを奪った。

▽ホームで2点のビハインドを背負ったレスターは、すぐさま反撃を開始。相手の高速カウンターに背筋を寒くしながらも、リスクを冒して攻撃に出る。この流れの中でヴァーディやマフレズがフィニッシュの場面に顔を出すも、なかなか決定機を作れない。

▽しかし、前半終了間際の後半アディショナルタイムにマフレズのFKからヴァーディのヘディングシュートでGKミニョレを脅かすと、前半最後のプレーで1点を返す。左CKの場面でキッカーのオルブライトンがゴール前に入れたボールを飛び出したGKミニョレが触れず、ファーサイドのマグワイアに当たってゴール方向に向かう。これにいち早く反応した岡崎が泥臭く押し込み、直近のEFLカップに続きリバプールから2試合連続ゴールを奪った。

▽岡崎のゴールで興味が繋がった後半立ち上がりは拮抗した展開に。互いにゴール前に迫るシーンを増やしていくが、最後の場面でうまくいかない。

▽流れを変えたいレスターは61分、やや精彩を欠いていたマフレズに代えてグレイを投入。対するリバプールは65分、こちらも疲労の色が見えていたフィルミノに代えてスタリッジをピッチに送り出す。すると、この選手交代をキッカケに試合が動く。

▽68分、中盤で持ち上がったマグワイアがボールを奪われてリバプールがカウンターを発動。中央を持ち上がったスタリッジがGKとDFを引き付けてボックス左に走り込むヘンダーソンへ丁寧なラストパス。これをレッズのキャプテンが難なく流し込んだ。

▽ミスからの失点で意気消沈と思われたレスターだったが、失点からわずか1分後に再びゴールを奪う。左サイドを突破したオルブライトンのクロスがファーサイドのグレイに流れると、グレイが胸トラップからすかさずシュート。これはGKミニョレに弾かれるが、こぼれ球をヴァーディが頭で流し込んだ。

▽このゴールで息を吹き返したレスターは、直後の72分に背後へのボールに抜け出したヴァーディがボックス内でGKミニョレと交錯。このプレーに対して主審はミニョレのファウルを取り、レスターにPKが与えられる。だが、キッカーのヴァーディが豪快に振り抜いた右足のシュートはコースが甘くGKミニョレに弾き出され、同点ゴールとはならず。

▽その後、逃げ切りを図るリバプールはジャンとコウチーニョを下げてミルナー、チェンバレンを投入。一方、絶好の同点機を逸したレスターは岡崎とオルブライトンの労働者2人を下げて、イヘアナチョとスリマニの長身アタッカーを投入する。

▽試合終盤にかけてはボールを保持して時間を進めるリバプールに対して、レスターが得意のパワープレーで同点ゴールを目指したが、GKシュマイケルの攻撃参加も実らず、試合はこのままタイムアップ。レスターとの激しい打ち合いを制したリバプールが、EFLカップのリベンジを果たすとともに公式戦5試合ぶりの勝利を手にした。