モウリーニョとモラッティ元会長 photo/Getty Images

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1995年の会長就任から2014年に名誉会長の座を離れるまでインテルを見守ってきたマッシモ・モラッティ氏は、多額の資金を投じて数多くのスター選手を獲得してきた。当初はなかなかスクデットを獲得できなかったものの、ルイス・フィーゴやズラタン・イブラヒモビッチなどワールドクラスの選手を次々に加え、2000年に入ってからはセリエA5連覇など輝かしい成績を残した。

そんなモラッティ氏が思う自身最高の補強はどれか。伊『Calciomercato』によると、それは2009年の夏の市場で行われたイブラヒモビッチとバルセロナFWサミュエル・エトーのトレードだ。バルセロナは金銭に加えてエトーとアレクサンドル・フレブを譲渡する形でイブラヒモビッチの獲得をまとめ、大型トレードが実現することとなった。

モラッティ氏は「恐らくエトーとイブラヒモビッチのトレードが私最大の取引だね。エトーは私をチャンピオンにした」とコメントしているが、このトレードはインテルに大きな成功をもたらすことになった。その年にはエトーに加えてFWディエゴ・ミリート、MFウェズレイ・スナイデルらを獲得。この3人はセリエA、コッパ・イタリア、さらにはチャンピオンズリーグを制して3冠を達成する原動力となった。

当時チームを指揮していたのはジョゼ・モウリーニョだったが、エトーがサイドで攻守に走ってくれたことも大きかった。得点力の部分でイブラヒモビッチの穴を埋めたのはミリートだが、エトーの獲得は非常に効果的だったと言えるだろう。