鳥栖に2ゴールを奪われたなか、85分に同点ゴールをマークした武藤。チームに勝点1をもたらした。(C)SOCCER DIGEST

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[J1リーグ27節]浦和2-2鳥栖/9月23日/埼スタ
 
 開始約40秒で先制点を奪われた鳥栖戦は、74分にCKからマウリシオが同点ゴールを奪ったが、80分に再び失点。そんな苦境を救ったのが武藤雄樹だった。
 
 85分、遠藤航の右からのクロスにヘッドで合わせると、一度はGKに阻まれるも、こぼれ球を自ら詰めてネットを揺らした。もっとも試合はそのまま2-2で終了。来季のACL出場圏内となる3位以上を目指す浦和にとっては痛いドローとなった。武藤も失点が続くチーム状況に苦言を呈す。
 
「今日は開始1分も経たないうちに決められてしまった。2失点目はGKのフィードから。あれだけ引いて来た相手に2点も取られてしまった。最近は先に取られる試合が続いていたので、先に失点しないようにと試合前に言い合っていたのに、立ち上がりに決められてしまった。集中力を上げていかなくてはいけないです」
 
 堀孝史監督就任後、4-1-4-1の新システムを導入し、ACLではベスト4進出を決めたが、鳥栖戦を含めたここ3戦は2分1敗と、なかなか勝点を伸ばせていない。さらに失点が続いているのも気になるところだ。
 
「(問題点を)一言で話せれば、今はこういう状況にはなっていません。でも、失点が多いのはやはり気になる。守備が悪い時は攻撃も上手くいかなくなる。僕たちは自分たちでボールを持って、ゴールを狙うチーム。前の切り替えが遅い部分もあると思うし、後ろのミスもあると思うので、チーム全体で課題を修正したい」
 
 チームはこの後、中国に向かい来週水曜日に上海上港とのACL準決勝・第1戦を戦う。過密スケジュールを強いられるなか、難しい課題を解決できるか。今後の修正力には期待したい。
 
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)