FW長沢駿と競り合うDF昌子源

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[9.23 J1第27節 鹿島2-1G大阪 カシマ]

 1失点にも引きずることはなかった。鹿島アントラーズは前半7分に失点。相手GKからのパントキックに反応したFWファン・ウィジョにDF昌子源が対応したが、ボールをおさめられ、前を向かれると、GK曽ヶ端準が前にポジションを取っていた逆を突かれ、豪快なミドルシュートを叩き込まれた。

「試合が終わってソガさん(曽ヶ端)とも話したけど、目を切った瞬間にボールが来た。失点は反省すべきだけど、あとに引きずるような失点ではなかった」。前半アディショナルタイムにPKから同点に追いつくと、後半は怒涛の猛攻に出た。なかなか勝ち越しゴールを奪うことはできなかったが、後半アディショナルタイムにCKからDF植田直通が決勝点。前後半のアディショナルタイムに得点を奪い、2-1の逆転勝利をおさめた。

「早い時間に入れられても慌てることなく戦えた。先制されても前半のうちに追いつかなきゃいけないわけでも逆転しなきゃいけないわけでもない。90分の最後に逆転すればいいし、そういうサッカーができている」。そう胸を張る昌子は「こういう試合に引き分けると、下から(差を)詰められる。鹿島が優勝しているときというのは、こういう試合が多かったのではないかなと思う」と、土壇場でもぎ取った勝ち点3を評価した。

 5連勝で勝ち点を61に伸ばした鹿島に対し、2位川崎Fは敵地で神戸とドロー。2位川崎F、3位柏が勝ち点53で並ぶが、残り7試合で勝ち点差8と、いよいよ連覇も見えてきた。ただし、昌子は「そこはあまり意識したらいけない。柏とは直接対決も残っているし、『優勝』という2文字は早い」と力説。「勝ち点差は気にせずやっていかないといけない」と、一戦必勝の姿勢を貫いた。

(取材・文 西山紘平)


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