磐田MF中村俊輔「明日は我が身」…自身の直接FK弾に気を引き締める

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明治安田生命J1リーグ第27節が23日に行われ、ジュビロ磐田と大宮アルディージャが対戦。試合はホームの磐田が2-1で競り勝った。この試合でJ1最多記録となる通算24本目の直接FK弾を決めた磐田MF中村俊輔が、得点シーンを振り返った。

磐田は20分、中村俊の直接FKからのシュートで先制点を挙げた。このシーンについて中村俊は「ああいうのは、いままでないから」と振り返る。「あまり(ボールの)芯に当たらなかったけど、ああいう感じでコト(大宮の選手に当たってゴール)が起きたのは、いままでないから」と語るように、思い描いたシュートではなかったようだ。さらに、「逆に明日は我が身じゃないけど、やっぱり逆にDFの立場だとああならざるを得ない時もあるかも」と、喜びよりも気を引き締める言葉を口にした。

直接FKでのゴールだけでなく、攻撃をけん引する役割を全うしていたように見えたが、本人は「相手とのバランスもあるし、フォーメーションもあるし、どっちかというと反省の方が多い」と答える。だが、28分にMFムサエフのゴールが決まり、リードを2点に広げた後については「そこでアダ(アダイウトン)が1人で良いサッカーをするのか、守りつつアダの良さを出すのか。逆に言えばその2つが単純に明確になってきた」とリードした際の試合運びがチームに浸透してきたとの手ごたえを語る。

また、「(アダイウトンは)それにしてもすごい。後ろから見てて。あれだけキープできて、相手のゾーンに1人で持っていく。(そういう選手は)なかなかいない。だけど、ああいうようなシチュエーションをチームで作るという、作っているという部分では、それも1つ戦術なのかな」とアダイウトンを評価しつつ、その良さをチーム全体で作り出していると解説した。

磐田は9月30日にJ1第28節でFC東京とアウェイで対戦する。中村俊は意気込みを以下のように語った。

「勝ち点が大事ですけど、いまはそれ以上に、ジュビロのサッカーはこういうものだと、1人ひとりの連携や、個の力も伸びる良い時期だと思う。それをずっと繰り返していれば反省点が出てきて次につながる。そういう意味でも、やりがいのある試合がこれからどんどん続く。勝ち点だのそういう言葉で考えていると足をすくわれるので、そういう風にしないようにしたい」