カラスコ&グリーズマン弾でセビージャ撃破のアトレティコが3連勝!《リーガエスパニョーラ》

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▽リーガエスパニョーラ第6節、アトレティコ・マドリーvsセビージャが23日にワンダ・メトロポリターノで行われ、ホームのアトレティコが2-0で勝利した。

▽前節、難所サン・マメスでビルバオと対戦したアトレティコは、2-1のスコアで接戦を制して今季初の2連勝を飾った。そして、勢いづくチームは前々節のマラガ戦で初陣を飾ったワンダ・メトロポリターノでセビージャを迎え撃った。来週ミッドウィークにチャンピオンズリーグ(CL)チェルシー戦を控える中、シメオネ監督は中2日での一戦に向けて先発5人を変更。ゴディンやフアンフラン、アンヘル・コレアらをベンチに置き、リュカやヴルサリコ、ビエットを先発で起用した。

▽一方、4戦連続無失点で4連勝と快進撃が続くセビージャは、今季初の格上との対戦でワンダ・メトロポリターノ初攻略を目指した。来週ミッドウィークのCLでは格下マリボルと対戦するセビージャだが、新加入の左サイドバックのキャロルや、フランコ・バスケス、ムリエルを起用するなど、若干のメンバー変更を施した。

▽今週にチェルシーからの移籍合意が発表されたジエゴ・コスタもスタンド観戦に訪れた注目のビッグマッチは、立ち上がりから拮抗した状況が続く。後方からショートパスを繋いで攻撃を組み立てるアウェイチームに対して、ホームチームは出足鋭い守備からカウンターで応戦する。12分にはボックス手前でサラビアが放った左足のシュートがゴール前のDFサビッチにディフレクトしてゴール左隅に向かうが、これはポストを叩いた。

▽一方、受けに回る状況が続くアトレティコだが、18分にこの試合最初の決定機を作る。左サイドに張っていたカラスコへ大きく展開されると、ドリブルで切り込んだカラスコがマイナスの折り返しを送る。これをボックス中央のフィリペ・ルイスが左足ダイレクトで合わすが、これは枠の右上角を叩いた。

▽互いに枠を叩く際どいシュートで決定機を作り合ったが、その後は中盤での潰し合いが目立ち、試合は完全に膠着状態に陥る。共にアタッキングサードまではボールを運べるものの、集中した守備陣を前にグリーズマンやムリエルらキープレーヤーがなかなか良い形で仕掛けに絡めず。38分にはロングフィードに抜け出したグリーズマンがボックス右でシュートを放つが、相手DFのブロックに遭う。結局、互いにやや見せ場を欠いた前半はゴールレスで終了した。

▽停滞感漂う前半とは打って変わって、後半は開始早々にいきなりゴールが生まれる。46分、ハーフウェイライン付近の左サイドで味方のパスに反応したカラスコがエンゾンジの中途半端なGKへのバックパスを奪い、飛び出したGKセルヒオ・リコをかわして放ったシュートが無人のゴールへ吸い込まれた。

▽相手の緩慢な入りを急襲して幸先良く先制に成功したアトレティコは、52分にもビエットがフィニッシュに絡むなど、気落ちした相手に畳みかける。57分にはやや精彩を欠いたビエットを下げて、アンヘル・コレアをピッチに送り込む。

▽一方、後半に入ってなかなか攻撃の形を作れないセビージャは58分、サラビアを下げてホアキン・コレアを投入。63分にはバネガのFKの流れからゴール前に混戦が生まれ、ラングレらにシュートチャンスも打ち切れない。さらに68分にはムリエルを下げてイェデルを投入するが、この交代直後に決定的な2点目を奪われる。

▽70分、ボックス右に抜け出したアンヘル・コレアの折り返しはグリーズマンの後方に流れるも、相手DFと競り合ったグリーズマンがスライディングで背後のフィリペ・ルイスに繋ぐと、すぐに立ち上がってフィリペ・ルイスのパスを受け直したグリーズマンがボックス左から左足のシュートを流し込んだ。

▽この追加点で試合を決めたアトレティコは、来週のCLチェルシー戦を見据えてグリーズマンとカラスコを下げて、トーマスとガメイロをピッチに送り込み、試合を締めにかかる。その後、持ち味の堅守で相手の攻撃を難なく凌いだアトレティコが、難敵セビージャに今季初黒星を与えるとともに、リーグ3連勝を飾った。