一年を通して様々なスポーツが楽しめるアメリカ。今月アメリカンフットボールのNFLが開幕し、来月にはバスケットボールのNBA、アイスホッケーのNHLもそれぞれ新シーズンがスタートする。一方、野球のMLBとサッカーのMLSは終盤戦を迎えている。

 

そうしたなか、今年MLSに新規参入したアトランタ・ユナイテッドが先日のオーランド・シティ戦において、MLS史上最多となる観客者数を記録した。

 

ホームのメルセデス・ベンツ・スタジアムに詰めかけたサポーターは、なんと7万425人!

 

アトランタを意味する「ATL」のチャントも強烈。ただ人が多いというだけでなく盛り上がりがスゴイ。

 

これまでの記録は、1996年にLAギャラクシーがローズボウルで戦ったチーム初戦の6万9255人。MLSの試合では、2006年にLAコロシアムで行われたチバスUSA対ニューイングランド・レヴォリューションで、9万2650人の観客が集まったことがあった。ただし、この試合はバルセロナ対チバス・グアダラハラとのダブルヘッダーとして組まれていたもので、公式記録ではないようだ。

 

MLSのコミッショナー、ドン・ガーバー氏は「信じられないね。これは本当に限界がないことを言い表していると思う。こんなことが起きるとはまったく予想もしていなかった」などとコメント。記録的な一戦となったアトランタ対オーランド戦は、両チームが得点を奪い合う白熱の展開となり、3-3の引き分けに終わっている。

 

地元「AJC.com」によれば、「ここで生まれ育ったので、ブレーブス(MLB)とファルコンズ(NFL)の大ファンなの。でも、いまはアトランタ・ユナイテッドがこの街にきたことにとても興奮している。(サッカーよりも)アメリカンフットボールのファンだけど、この日の雰囲気はすごかった」と語る女性ファンもいたとか。

 

ユナイテッドはファルコンズとスタジアムを共有しており、オーナーも同じアーザー・ブランク氏。他競技チームとの相乗効果が今回の記録につながったことは間違いなさそうだ。

 

成績のほうも1年目から東地区のプレーオフ圏内につけており、昨季NFLでスーパーボウルに進出したファルコンズとともに、アトランタの“フットボール”から目が離せない。