【ビデオ】マクラーレンが発表した「アルティメット ビジョン グランツーリスモ」は、乗車姿勢が特徴的! 

【ギャラリー】McLaren Ultimate Vision GT for Gran Tourismo Sport12


『グランツーリスモ6』と同様に、『グランツーリスモSPORT』でも「ビジョン グランツーリスモ」の特別仕様車が登場する。これは実際の自動車メーカーがこのビデオゲーム・シリーズのためにデザインしたコンセプトカーで、各メーカーが将来生産するかもしれないモデルを想像させる。マクラーレンが発表した「アルティメット ビジョン グランツーリスモ」と呼ばれるクルマは、2030年以降を見据えて構想されたという非常なワイルドなハイブリッド・マシンだ。


まずパフォーマンスから見ていこう。マクラーレンはガソリン・エンジンを残そうと考えているようで、4.0リッターV8ツインターボが搭載されている。このエンジンが後輪を駆動し、さらに左右の前輪にそれぞれ1基ずつの電気モーターを搭載する全輪駆動だ。システム合計で最高出力1,150psと最大トルク1,275Nmを発生するという。現在のハイパーカーの中にはこれを凌ぐパワーを誇るものもあるが、わずか1,000kgという現行型マツダ「ロードスター」より軽い車両重量を考えれば、この数値がさらに驚異的に感じられるだろう。軽量であるため、インボード式カーボン・セラミック・ブレーキの効果もかなりのものになるに違いない。

この軽量設計は、モノコックだけでなくボディ・パネルまで使用範囲を拡大したカーボンファイバーによるところが大きい。コーナリング時にはボディ開口部を覆うカバーを開くことでドラッグを発生させ、ダウンフォースを高めるアクティブ・エアロが採用されている。マクラーレンによると、このシステムは同じ目的で装備される機械式の可変フラップよりもシンプルで軽いという。



動力性能を表す数値だけでなく、アルティメット ビジョン グランツーリスモのコクピットも注目に値する。大きなガラスは良好な視界が確保されているが、特徴的なのはマクラーレンが「バイクのような」と表現するドライバーの乗車姿勢だ。うつぶせというのはクールなスタイルと言えるのかもしれないが、長い時間あの体勢を維持するとなると、どれだけ快適でいられるかは不明だ。興味深いのは、同様の乗車姿勢をビジョン グランツーリスモに採り入れたのはマクラーレンが最初ではないということ。シボレーも「シャパラル 2X ビジョン グランツーリスモ」で同じようなことを考えている。だが、クルマ自体はこちらの方が奇抜で、なんとレーザー推進システムで走るとされている。そう、レーザーだ。シボレーがそう言っているのだ。



マクラーレン アルティメット ビジョン グランツーリスモの実車が現実の路上を走ることは期待しない方がよい。だが、PlayStation 4用ゲームの『グランツーリスモSPORT』にこのクルマは収録されるので、もうすぐバーチャル世界で運転席に座ることはできる。日本での発売は10月19日の予定だ。

By JOEL STOCKSDALE
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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