体の焦げ、どうすれば対策できる?

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老化の原因として注目されている、糖化。余分な糖質が体内のたんぱく質などと結びついて細胞を劣化させる現象のことで、"体の焦げ"とも言われています。この糖化がシワやたるみといった肌老化だけでなく、動脈硬化や骨粗しょう症、アルツハイマーなどの病気を引き起こして私たちの老化を進行させることは広く知られているところです。

しかし、自分の糖化レベルをしっかりと把握している人や糖化対策を十分に行なっているという人は少ないのではないでしょうか。そこで今回は、自分の糖化レベルを知る方法と今日から始めたい糖化対策についてお話ししたいと思います。

自分の糖化レベルを知る

知らず知らずのうちにあなたの身体は焦げついているかもしれません! まずは自分の糖化レベルを知ることが大切です。

特に注目したいのは、AGE(週末糖化産物)の数値。AGE(週末糖化産物)とは、たんぱく質と糖が加熱されてできた物質で、老化を進行させるといわれています。このAGEはどんどん体内に蓄積されるため注意が必要です。

AGEは、体内のたんぱく質の糖化によって発生する場合と、食べ物によって体内に入り込む場合とがあります。

前者の場合、初期の段階であれば正常なたんぱく質に戻せる可能性がありますが、進行すると強い毒性を持ち、元の状態には戻らなくなってしまいます。後者の場合も、体内で分解できたとしても、約7パーセントは排泄されずに体内に留まってしまうといわれています。そのためAGEがどのくらい蓄積されているかを知って、それ以上増やさないように努力することが何よりも大切です。

AGEの測定はクリニックのほか、ファンケル銀座スクエアでも行うことができます。ちなみにファンケル銀座スクエアでは所要時間45分、費用は1000円(ファンケルの会員は500円)。このままの生活を続けた場合の健康寿命も知ることができるほか、問診と測定の結果に基づいて食事や運動メニューなどの提案を受けることができます。

この他にも全国のモリンダセールスオフィスにて無料で測定することができます(ただし、オフィスは現在札幌、東京、名古屋、大阪、福岡、沖縄のみ)。

AGE自体の検査は手軽で痛みを伴うものではありません。なお、できるだけ詳細なデータが欲しい場合にはクリニックでの検査かファンケル銀座スクエアでの測定がおすすめです。

今すぐに始めたい糖化対策

ここからは今日からでも始められる糖化対策を4つご紹介します。

(1)GI値の高い食品の摂取を避ける

糖化を防ぐにはGI値(食後血糖値の上昇度を示す指標)の高い食品の摂取を避けることが大切です。砂糖を含むスイーツや清涼飲料水のほか、白米やパスタ、パンなどもGI値の高い食品の代表格です。

とはいえ、これらの食品を全て避けるのは容易なことではないでしょう。そのため食べる頻度を減らすのはもちろんのこと、白米は玄米に、パスタはそばに、パンは全粒粉のものなどに切り替えるのがおすすめです。

(2)適度な運動を心がける

毎日適度な運動を行うこともおすすめの糖化対策のひとつです。特に食後1時間以内は血糖値が最も上昇しやすい時間なので、この時間に運動をするのがおすすめです。ただし、食後であることを考えると、激しい運動はおすすめできません。そういう意味でも特におすすめなのは、ウォーキングです。食後1時間以内に20〜30分程度のウォーキングを習慣にするのが理想的です。

(3)抗糖化に効果のある食品を積極的に摂取する

抗糖化に効果のある食品を積極的に摂取することも大切です。手軽に摂取できるものの中では、カモミールティーやどくだみ茶、甜茶は、AGEの生成を抑制する効果があるとされています。また、ルイボスティーや柿の葉茶はAGEを分解する効果があると言われているので、おすすめです。

この他、AGEを吸着して排出する作用を持つ昆布や海苔、海藻類、きのこ類、そして、コラーゲンと糖が結合するのを防ぐ効果のあるαリポ酸を多く含む緑黄色野菜やレバーなども心がけて口にしましょう。柑橘類や酢に含まれるクエン酸も糖の吸収を緩やかにする効果があるので糖化対策にはおすすめの食品です。

この機会に日々の食生活を見直しましょう。

(4)毎日最低でも6時間の睡眠をとる

睡眠で代謝を上げることも効果的な糖化対策のひとつです。そのためには質のいい睡眠を心がけることはもちろんのこと、最低でも6時間の睡眠をとることを日頃から心がけましょう。

この他、食事の際は糖質の低い野菜から食べ、よく噛んで食べること。そして、ストレスを溜めないよう心がけましょう。

糖化のスピードは目に見えないからこそ、日頃から危機意識を持って対策に取り組むことが大切です。