誕生日に2ゴールの柏MF武富孝介は今季の得点を「9」に

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[9.23 J1第27節 柏4-1FC東京 柏]

 8戦負けなし(4勝4分)で3位につける柏レイソルは、10位FC東京とホームで対戦した。試合はこの日27歳の誕生日を迎えたMF武富孝介のゴールを皮切りに、柏が4点を先行。FC東京の反撃をPKでの1点に抑え、勝ち点を「53」に伸ばした。

 敵地での天皇杯4回戦・G大阪戦から中2日で戦う柏は、先発4選手を変更。主将のMF大谷秀和、MFキム・ボギョンらがスタメンに入った。

 前節・仙台戦で安間貴義監督の初陣を白星で飾り連敗を「3」で止めたFC東京。決勝点を決めたDFチャン・ヒョンスら仙台戦と同じスタメンで柏戦に臨んだ。

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 FC東京はFW大久保嘉人のミドルシュート、柏はCKの流れからFWハモン・ロペスのシュートと、前半5分までに両チームともシュートまで持ち込むも、その後は膠着状態が続く。ともに最終ラインからボールをつないでいくが、アタッキングサードに入ったところでボールを奪わてしまい攻撃の形をつくれない。FC東京はDFラインの裏でボールを受けたFW永井謙佑が単身チャンスをつくろうと試みるが、シュートまでは結びつけなかった。

 試合が動いたのは前半28分、敵陣でボールを奪われた柏だったが、FC東京のつなぎボールがズレたところをキム・ボギョンが奪い返すと、奪ったボールをコントロールした武富が左足を一閃。シュートはゴール左隅に吸い込まれ、柏が先制に成功した。

 前半終盤になると柏が高い位置からボールを奪いにいき、FC東京のミスをついて攻撃を仕掛けたがゴールまでは至らず、1点のリードで前半を折り返した。

 後半開始と同時に右のウイングバックのMF柳貴博を下げて、FWピーター・ウタカを投入し前線の枚数を増やし追撃体勢を整えたが、主導権を握ったのは柏だった。FC東京のミスを逃さずボールを奪い切ると、シュートチャンスをつくったが追加点とはならなかった。

 反撃に出るFC東京は、ウタカがドリブルで突破しシュートまで持ち込んだが、DF中山雄太が身を挺してボールを枠に飛ばせない。12分には再びウタカがチャンスメイク。ドリブルで敵陣まで持ち込みタメをつくると、ゴール前の大久保へスルーパス。大久保はDFと入れ替わると、飛び込んだGK中村航輔の頭上を越すチップキックでゴールに流し込もうとしたが、DF中谷進之介がカバーに入りゴールとはならなかった。

 ウタカの投入でFC東京に流れをつかまれた柏だが、自力で流れを引き戻す。14分のキム・ボギョンのシュートはゴールポストに弾かれたが、その1分後にはFWハモン・ロペスがDF徳永悠平を振り切り左サイドからクロス。飛び込んだFW伊東純也が頭で合わせ、リードを2点に広げる。

 なおも柏の勢いは止まらない。22分には右サイドでのパス交換から武富が伊東とのワンツーでペナルティーエリアへ進入、狙いすましたシュートがゴールネットを揺らす。さらに29分にはFWクリスティアーノがゴール正面からのFKを直接沈め、スコアを4-0とした。

 その後、MF橋本拳人に代えてFW前田遼一も投入し前線に攻撃的な選手を並べたFC東京がウタカのPKで1点を返し、なおも反撃に出るが、中央を固める柏を崩すことができない。その後、猛攻をしのいだ柏が3点差のまま試合を終え、ホーム・日立柏サッカー場では8月5日以来となる勝利を挙げた。

(取材・文 奥山典幸)


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