鳥栖の18歳FW田川が2得点の大活躍も…浦和が武藤の同点弾で意地のドロー決着

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開始わずか41秒で鳥栖が先制、浦和は後半のメンバー&システム変更で流れを変える

 J1第27節の浦和レッズ対サガン鳥栖が23日に行われ、試合開始41秒でのスピード先制弾を含むFW田川亨介の2ゴールで鳥栖が2度リードを奪ったが、ホームの浦和も2得点を挙げて2-2のドローに終わった。

 敵地に乗り込んだ鳥栖は、浦和のキックオフからの攻撃をストップすると速攻で反撃。FW小野裕二が浦和DF遠藤航の頭を越える絶妙なループパスをペナルティーエリア内の左サイドに送ると、走り込んだ18歳の田川がワンバウンドしたボールの落ち際を左足のボレーで仕留めて先制した。場内の時計は、開始から41秒というスピードゴールだった。

 その後は、サイドからの攻撃を仕掛けようとする浦和と、サイドに追い込むように守る鳥栖の守備体系の激突。浦和が鳥栖の守備ブロックの外で延々とボールを回す時間が続き、試合は1-0と鳥栖がリードしたまま前半を終えた。

 後半序盤も浦和がボールを回す前半の繰り返しのような時間が続いたが、堀孝史監督はMF長澤和輝とFWズラタンを投入。システムを3-4-3に変更して、中央の高さで勝負する策に出た。

浦和は引き分けでリーグ戦3試合白星なし

 するとズラタン投入から5分後の後半29分、MF高木俊幸が中央に入れたCKにズラタンとDF槙野智章が飛び込み、そこに鳥栖DFが引き付けられた背後に潜り込んだマウリシオがヘディングシュートで同点ゴールをゲット。8月に新加入した元U-17ブラジル代表DFにとっては、嬉しい来日初ゴールになった。

 しかし同35分、浦和は高木の無回転で直接狙ったFKはGKにキャッチされ、そのまま前線にパントキックを入れられる展開に。MF矢島慎也がヘディングでGK西川周作に流して処理したが、そのバックパスを読んでいた田川に押し込まれ、再び1-2とリードを許してしまった。

 それでも浦和は直後の同40分、右サイドから攻撃参加した遠藤のアーリークロスをMF武藤雄樹がヘディングで押し込み、再度同点に追いついた。残り時間も浦和は攻撃を仕掛けたものの、勝ち越しゴールを奪うには至らず2-2の引き分け。リーグ3戦勝ちなしと苦しい状況が続いている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images