田川41秒弾含む2発の鳥栖と引き分けた浦和が3戦未勝利《J1》

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▽23日に埼玉スタジアム2002で行われた明治安田生命J1リーグ第27節の浦和レッズvsサガン鳥栖は、2-2のドローに終わった。

▽12勝4分け10敗で8位の浦和(勝ち点40)が10勝7分け9敗の9位につける鳥栖(同37)をホームで迎え撃った。ACL出場圏の3位滑り込みを狙う浦和は、現在2戦未勝利。アンカーには出場停止で欠場の青木拓矢に代わり、阿部勇樹が起用された。一方、シーズン2度目の連勝を見据える鳥栖は、左サイドバックのレギュラーである吉田が出場停止。代わって、三丸が同ポジションを務めた。

▽浦和ボールでキックオフされた試合はわずか41秒で動く。小野のロングフィードからディフェンスラインの背後に抜け出した田川がボックス左から迷うことなく左足ボレー。これがGK西川の守るゴール右に突き刺さり、鳥栖があっさり先制した。電光石火の先制劇で良い入りを見せた鳥栖は、3分にも小野が右ポスト直撃の強烈なシュートでゴールに迫るなど、浦和を相手にチャンスを多く演出する。

▽最悪の立ち上がりを強いられた浦和は、冷静さを保ちつつ、ボールポゼッションで攻撃のリズムを構築。なかなか攻め手を見いだせない時間が続く。その中で、25分に高木の強引なシュートから浦和にチャンス。ボックス左深くで相手GKの弾いたボールに反応した武藤が中央に折り返すと、阿部が頭で合わせる。だが、これはクロスバーに嫌われてしまう。

▽前半の半ば以降も攻め立てた浦和だが、攻めあぐねた挙句の35分にも原川に右ポスト直撃のミドルシュートを許すなど、不安定な戦いを露呈。迎えた後半も攻撃に時間を割くが、なかなかゴールネットを揺らせない。その流れの中で、長澤、ズラタンを立て続けに投入。すると、74分には高木の右CKから中央のマウリシオが頭で合わせて、浦和がついに追いついた。

▽ところが、80分には浦和が守備のミスを突かれてしまう。GK権田のパントキックを矢島がヘディングで処理するが、これが甘くなったところを見逃さなかった田川が反応。飛び出してきたGK西川の頭上を越えるシュートを無人のゴールマウスに流し込み、鳥栖が再びリードに成功した。

▽ミスから再び追う展開を余儀なくされた浦和だが、最後の交代枠で梅崎を投入すると、85分に遠藤のクロスから武藤がへディング。いったんはGK権田にセーブされたものの、こぼれ球を武藤自ら詰めて、再び試合を振り出しに戻した。だが、これ以上の反撃は続かず、2-2の痛み分けに終わった。