9月10日の「李登輝基金会」募金晩餐会に出席する李登輝元総統(中央)

写真拡大 (全2枚)

(台北 23日 中央社)「台湾研究基金会」主催の総統直接選挙と民主主義について語るシンポジウムで、23日午後に予定されていた李登輝元総統(94)の講演が、本人の体調不良のため、直前に取りやめになった。

李登輝事務所の王燕軍主任によると、李氏が胃の不調を訴えたため、急きょ代行者に原稿を読み上げてもらうことになった。李氏は現在自宅で静養中で、健康状態に問題はないという。

同シンポジウムは、台北市内で、23、24両日にわたって開かれるもので、唐飛氏、張俊雄氏、江宜樺氏、張善政氏など複数の行政院長(首相)経験者や主要都市の首長など、そうそうたる顔触れが一堂に会することで注目が集まる。

台湾研究基金会の創設者、黄煌雄氏によると、総統直接選挙で当選した李登輝氏、陳水扁氏、馬英九氏に講演の約束を取り付けていたという。しかし、その後事情が変わり、発表された講演者リストに馬氏の名前はない。収賄の罪などで収監され、現在南部・高雄市の自宅で療養中の陳氏は今月上旬、参加を見送ることが明らかになった。

(葉素萍/編集:塚越西穂)