アメリカ・ネバダ州のブラックロック砂漠に作り出したブラックロック・シティで開催される「バーニングマン」では、電力も自力で入手する必要があります。ディーゼル発電機の使用が一般的ですが、中には自家製の太陽光発電システムを持ち込んでいる人もいます。

Build A Personal Power Plant.

http://gridlesskits.com/2017/09/06/burning-man-update.html

2017年8月から9月にかけて開催された「バーニングマン2017」。砂漠に現れる仮想都市でお金もない生活の中でおのおのが自己表現を繰り広げるバーニングマン会場には、電力を自力で獲得するべく太陽光発電システムを自作する人が少なからずいたとのこと。

ちなみに、GIGAZINE編集部がバーニングマンに参加した時にはポータブルソーラー発電ユニット「Forty2」を使っていました。画像左下に移っているのがForty2。



ピックアップトラックの天井にソーラーパネルを取り付けてあるのがSeanさんのソーラー発電システム。テント横の箱までケーブルを引き込んでいました。



ツールボックスを改造したバッテリーケース。テント内に引き込まれたケーブルで、ライトやテントを冷やすSwampクーラーに電力を供給しています。



ツールボックスは過酷な砂漠の日差しと砂塵からシステムを守る役割を持っています。Seanさんがディーゼル発電機ではなく自作の太陽光発電システムを持ち込んだ理由は、「燃料が不要」「うるさくない」「コンパクト」の3点だとのこと。



Seanさんのシステムでは、蓄えた電力は夜間に6時間ももち、日の出と共にクーラーが動作し始めたそうです。

自家製太陽光発電システムを投稿できるgridlesskits.comには、他にも太陽光発電システムを自作した例が上がっています。以下のシステムはAmazon.comで調達した部品で作られたもので、総額は193ドル(約2万円)だとのこと。

Build A Personal Power Plant.

http://gridlesskits.com/2017/05/20/Components-Ordering.html

Amazon.comからはこんな状態で部品が到着しました。



中身は、ソーラーパネル、コントローラー、バッテリー、インバーター。



要らないケーブルは大胆にもハサミでカット。



太陽光パネル、インバーター、バッテリーを接続。構成は非常にシンプル。



太陽光パネルは屋上に設置……というか放置。



ケーブルを垂らします。



引き込んだのはアパートの一室。なんと、集合住宅の屋上に自家製の太陽光発電システムを構築している模様。



コストカットのために鉛蓄電池を使用していますが、卓上ランプ、PC、タブレット、スマートフォンはその日の昼に蓄えた電力でまかなえるそうです。