台湾人の平均寿命は80歳  直轄6市では台北市が最長寿=内政部

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(台北 23日 中央社)2016年の台湾人の平均寿命は80歳(男性76.81歳、女性83.42歳)で、男女を問わず、平均寿命が前年比0.2歳低下した。また、行政院(内閣)直轄6市の中では、台北市が83.36歳(男性80.54 歲、女性86.18歳)で最も長寿だった。内政部(内務省)が20日に発表した簡易生命表で分かった。

生命表は、年齢別の死亡者数、月別の出生数などを基に、平均余命を算出する。平均余命はある年齢の人があと何年生きられるかを表す期待値のことで、0歳の平均余命は「平均寿命」と等しい。

同部の分析によると、平均寿命の低下は、死亡者の増加が主因。2016年の死亡者数は17万2829人(前年比9007人増)。特に1〜3月に亡くなった人は約6000人に上っており、同年1月に台湾を襲った強烈な寒波による影響と考えられるという。年間の死亡者数、粗死亡率、いずれも過去10年来最高となった。

直轄市(台北、新北、桃園、台中、台南、高雄)別でみると、北部の新北市が81.02歳(男性77.92歳、女性84.20歳)で、台北市に次いで長い。一方、南部の高雄市が78.90歳(男性75.72歳、女性82.27歳)で、6都市中最低だった。

その他の地方自治体では、北部の新竹市が80.81歳で最高、東部の台東県が75.05歳で最低で、両者間には約5歳の開きがあった。内政部は、台湾の西部は交通の便がよく、医療資源が充実している上に、生活習慣などの違いがあるためと指摘している。

(劉麗栄/編集:塚越西穂)