お相撲さんのスーツを着て走る「スモウラン」について、スモウラン実行委員会に取材した。

南阿蘇で「スモウラン」開催へ

熊本県南阿蘇村で10月22日(日)に仮装マラソンイベント「スモウラン」が開催される。

力士を模したスモウスーツを着て走るチャリティーイベントで、村内のコース3.33キロメートルを絶景を楽しみながら走る。

提供:スモウラン実行委員会

参加費は前売りが6000円(税別)で、通常販売が6500円(税別)。

スモウスーツの代金は参加費に含まれており、イベント終了後は持ち帰ってOK。スモウスーツを持参できる人は、前売り税別2500円、通常販売は税別3000円で参加できる。

海外で開催されているチャリティーイベント

「スモウラン」はもともと、6年前からロンドンやアイルランドで開催されているチャリティイベント。

競技というより、参加者全員がスモウマンに仮装して定められたコースを一緒に走ろうというものです。

参加費は100ドルで、毎回、マイクロソフトやルノーといったスポンサーもついているものです。(実行委員会)

提供:スモウラン実行委員会

参加費の一部を被災地支援に

今回の熊本開催の参加費の一部は、2016年4月14日に発生した「熊本地震」の被災支援に充てられる。

熊本地震直後から支援活動を開始し、企業個人さまからの支援金を集め、震災で倒壊した建物の中に取り残された荷物を一時保管できるコンテナを無償で提供するために利用させていただきました。しかし、1年が過ぎて支援が途絶え、要求される支援すべてに応えることができなくなりました。

そこで、世界中のチャリティイベントを模索していた時に出会ったのがこのスモウランでした。

「楽しいイベントを開催して、その参加費用で少しでも継続的な支援をしていけたら」と願い、世界中で行われているチャリティイベントを調査。「仮装イベント」「SNS・インスタ映え」「ランブーム」という3つの要素からスモウランを選んだという。

日常とは違ったコスチュームでメイクペイントをして大人が真剣にはしゃぐ。それをフェイスブックやインスタで世界観を持ったショットでコミュニケーションが広がり、支援も同時に拡散できる可能性がある。一定のターゲットを持つために、健康ブームの中心的なスポーツにランがある。

以上から期待が持てるイベントであると選択しました。

提供:スモウラン実行委員会「南阿蘇村久木野のパノラマビュー」

日本各地から参加者

トライアルイベントとして、今年7月に福岡県で日本初の「第1回スモウラン」を開催したところ、九州だけでなく、京都や大阪、東京など各地から参加者が集まったという。

開催前からロンドンで開催されたイベントの写真やムービーを紹介していたので、その雰囲気のままイベントを開催することができました。日中35度の暑い中、事故もなく終えることができました。

イベント終了の翌日から「次回開催は、いつなのか?」などの問い合わせが数多くあり、評価が非常に高かったです。

提供:スモウラン実行委員会

支援は「額よりも継続」

イベントに込める思いを、こう語る。

支援は額よりも継続的に行うことがいちばん重要です。支援する側も自分の生活を担保できることにより、安定的な活動が行えます。

日本列島は、災害の耐えない島国です。熊本支援だけにとどまらず、各地の災害に向けて支援活動行うことや、過疎化の対策でイベントを行うにも役に立てると考えています。

スモウランというコンテンツの所在を明確にするため、商標登録の申請も行いました。日本全国で開催したい、ホノルルマラソンのように国際的にも関心を持っていただけるのがスモウランと考えています。

提供:スモウラン実行委員会