現在無所属のフラミニ、ビジネスで成功も「まだ優先事項はサッカー」

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 昨シーズン限りでクリスタル・パレスを退団した元フランス代表MFマチュー・フラミニが、今後のキャリアの展望について語った。イギリスメディア『サン』のインタビューを引用する形で、『イブニング・スタンダード』が報じた。

 アーセナルやミランで主力として活躍した現在33歳のフラミニは、昨夏にアーセナルとの契約が切れ無所属の状態を経て、9月に入ってからクリスタル・パレスへと加入した。だが、昨シーズンのリーグ戦では10試合でわずか268分間の出場に止まってしまい、今夏に所属クラブからリリースされていた。

 2年連続で無所属という状況に立たされたフラミニだが、同メディアによると既にヨーロッパ各地のチームからいくつかのオファーを受け取っている模様。しかし、同選手はあくまでも慎重に次の所属先を選んでいく構えのようだ。

「状況は単純さ。クラブではなく、彼らが持っているプロジェクトに刺激を感じられるかどうかがより重要なんだ。僕は自分自身を本当にフィットさせているし、過去6週間は毎日トレーニングを積んでいる。プレーできていない時間は明らかに長くなっているけれど、プロのサッカー選手が怪我をして単独で練習するようなケースは珍しくないはずだよ」

 2008年にビジネスパートナーと共同で立ち上げたエネルギー会社が、世界で初めて有機化合物のレブリン酸を大量生産する技術を実用化させたことでも話題を呼んだフラミニ。引退後のセカンドキャリアを心配する必要はさほどないように思えるが、同選手はまだ現役生活を続けられることを願っているようだ。

「引退しようと思えばできたよ。ただ、あれはチャレンジだったんだ。僕は25歳の人間らしくはなかったけれど、それは不満を抱くようなことじゃなかったし、新しい何かができることに興奮していたんだ。今の僕は与えられた選択肢を吟味することができる。自分自身を適切な状態にすることは問題にならないからね。クラブに加入していようとなかろうと、僕はトレーニングに1日3〜4時間を割いている。僕のビジネスは自分の頭をクリアにするために役立っているけれど、今の僕の年齢ではまだ優先事項はサッカーなんだ」

 サイドビジネスで成功を収めながらも、あくまでサッカー選手としてのキャリアを継続する意欲を示したフラミニ。同選手が新天地に選ぶのは、果たしてどのようなクラブになるのだろうか。