ロケットスタート切ったバルセロナ photo/Getty Images

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ネイマールが抜けたバルセロナは弱体化してしまうのではないか。開幕前にはこうした不安もあったが、実際にシーズンがスタートするとリーグ戦では5連勝と最高のスタートを切り、チャンピオンズリーグ・グループステージではユヴェントスを3-0で粉砕した。不安視された攻撃陣も爆発しており、MSNが解体されたとは思えない破壊力だ。

このスタートにスペイン『MARCA』は、ネイマールが抜けたことでプラスに働いた部分もあったと主張している。何より変わったのはシステムが柔軟になったことだ。リオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールの3人で構成されるMSNは史上最高のユニットとも言われ、過去の歴史を振り返っても彼らを凌ぐトリオは存在しないだろう。しかし彼らを同時起用するにはシステムが[4-3-3]で固定されることになる。

しかしネイマールが退団したことでシステムの固定化はなくなり、指揮官エルネスト・バルベルデは様々なやり方にトライしている。同メディアも「メッシがもっと中央に入ってプレイしたり、スアレスがワイドな位置に張ったりと様々なやり方にトライしている」と伝えており、前線はより自由度が高まった。

また、昨季はなかなか活躍できなかったデニス・スアレスが結果を出していることも大きい。システムも中盤を厚くした[4-4-2]などオプションがあり、ここまではそうした実験が上手く当たっている。特にメッシはポジションにとらわれず自由に動いており、その影響もあってかリーグ戦では5試合9得点と異常なスタートを切っている。ネイマールが抜けたことでバルサの良さが引き出されたかのような状況となっているが、MSNの解体はさらなる成功を呼び込むのだろうか。