インドのコルカタで新作映画を宣伝する、元ポルノスターであり、インド映画界でデビューした女優のサニー・レオーネさん(2012年8月7日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ヒンズー教の大きな祭りが始まったインドで、元ポルノスターの女優を起用したコンドーム広告に多くの苦情が集まり、同国のナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相の地元であるグジャラート(Gujarat)州では、祭りを控えた19日、当局が街角に設置してあった数十もの広告掲示板を撤去する事態に至った。

 広告に起用されたのは、インドにルーツを持つカナダ人女優サニー・レオーネ(Sunny Leone)さん。広告にはコンドームの画像は使用されていなかったが、同国で始まったヒンズー教の祭り「ナブラトリ(Navratri)」(「9つの夜」の意)にかけて、「今年のナブラトリは愛を楽しんで」とのキャッチコピーが添えられていた。現在もアダルト映画以外での女優活動を続けるレオーネさんは、同国最大のコンドームメーカー「マンフォース(Manforce)」のブランドアンバサダーであり、同国のインターネット上で最も検索される回数の多いセレブの一人でもある。

 この広告に対し、全インド商業者連盟(Confederation of All India Traders)は抗議文を発表。「われわれの文化的価値観を危険にさらして売り上げを伸ばそうという子どもじみた手法だ」として、「史上最低」の際どい広告を展開したメーカーを非難した。

 同連盟はとりわけこの祭りと性行為を関連付けたことに激怒している。ナブラトリは9日間にわたる断食と祈りの祭り。
【翻訳編集】AFPBB News