中国農業銀行遼寧省支社が、「顔認識によるATM預金引き出し」サービスを正式に開始した。

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中国農業銀行遼寧省支社が、「顔認識によるATM預金引き出し」サービスを正式に開始した。同ATMはカードも携帯電話も必要がなく、顔をスキャンすることにより、わずか20秒で引き出すことができる。

普通のATMとあまり変わったこともない、ただスクリーンに顔認識のセンサーが搭載されている。「顔認識引き出し」を選択すると、ATMは顔を自動的に認識する。顔認証後に身分証明書番号または携帯番号を入力することで身分を再確認し、引き出し金額と暗証番号を入力すると、現金を手に入れることができる。カードの差し入れや読み取りといった手続きがなくなったため、通常の引き出しより所要時間がかなり短くなった。

スタッフの話によると、モバイルバンキングと顔認識引き出しサービスの組み合わせは、日常の現金使用のニーズにほとんど対応することができる。顔認識引き出しサービスは時代を超えたイノベーションと言えよう。顧客のセルフサービス体験を大いに改善させるのと同時に、人々の生活を一層変えるだろう。現在、中国農業銀行のカードを持つ顧客はいずれも別に顔情報を提供する必要がなく、顔認識引き出しサービスを利用することができる。顔認識システムは非常にスマートで、眼鏡をかけても、手で半分の顔を遮っても、認識可能だという。

農業銀行の従業員によると、同ATMは赤外線カメラを用いる生体認証技術が使われ、写真やマスクなどを効果的に防止することができる。従来の引き出しより、顔認識引き出しはより安全だという。取引中、カードを使わないので、カードコピーのリスクが大幅に減少されるからだ。

このサービスを体験した顧客の多くは、「顔認識引き出しの優位性はその便利さにあると思う。カードを使わなくても預金を引き出せるのはとても便利だ」とコメントした。また、ATMで顔認識による引き出し金額が1日当たり最大3000元(1元は約16円)と決められていることに対し、「日常的なニーズには十分だ。モバイルバンキングがとても便利なので、多額の取引はモバイルバンキングの振込み機能で済ませるから安心だ」と思う人も多い。(提供/環球網・編集/インナ)