山形戦の前日に、突然丸刈りにしたという松本。23日の徳島戦、今度はプレーで周囲を驚かせたい!(C)J.LEAGUE.PHOTOS

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[J2 34節]徳島 × 町田/9月23日/鳴門大塚
 
 FC町田ゼルビアの不動の左SB松本怜大が、突然、頭を丸めた。その甲斐あってか? 33節のモンテディオ山形戦は相手の強力攻撃陣を抑え込み、2試合ぶりのスコアレスに(スコアは0-0)。ここ8戦で1試合しか無失点がなかっただけに、浮上へのキッカケにしたい勝点1を掴んだ。
 
 松本が丸刈りを“決断”したのは山形戦前日の9月15日。練習が終わったあと、自宅にてバリカンで刈り上げたという。何か心境の変化や覚悟があったのでは……? 記者たちのその問いに、松本は「いえ、いえ、ただの気分です。(試合当日会場の町田市立陸上競技場に来たところ)みんな爆笑していました(笑)」と説明。特に深い理由はなかったそうだ……。
 
 開幕から4バックの左SBとして、出場停止の3試合を除く全30試合にフル出場中。町田の最終ラインを支えるとともに、タッチライン沿いの絶え間ないアップダウンで攻撃の起点としても活躍してきた。山形戦ではその左サイドからチャンスも作ったが、「前へ行くみんなの意識があり、たまたま左にボールが集まったんだと思います」と謙遜していた。
 
 町田は9月23日の34節、アウェーで7位の徳島ヴォルティスと対戦する。現在の成績は、11勝11分11敗の五分で14位。2020年を目途に見据えるJ1クラブライセンス所得に向けた機運を高めるためにも、ここから勝利を重ねて上位に食い込んでいきたいところだ。
 
「前半はチャンスも作れていたが、運も必要になってくる。(残り9試合)僕は普通にやりますよ」
 
 頭のすっきりした松本はそう涼し気に言って、爽やかに笑った。
 
取材・文:塚越 始