南極にあるオーストラリアのデービス基地近くに貨物を投下するオーストラリア空軍の輸送機(2017年9月19日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】オーストラリア空軍(RAAF)の輸送機が21日、南極上空では初めてとなる空中給油を行った後、同地の基地に駐在する研究員らに向けて、やはり今回が初めてとなる補給物資の投下を実施した。

 この方法であれば、パラシュートを使用して科学者らに年中物資を届けることができるという。これまでは船で輸送していたため、物資が届くまで最長で2週間待つ必要があり、しかも運航は10月から4月まで間に限られていた。

 オーストラリア空軍の輸送機C17AグローブマスターIII(Globemaster III)は19日、メルボルン(Melbourne)近郊の空軍基地と南極にあるデービス(Davis)基地を往復する1万キロの行程の途中、南極海(Southern Ocean)の上空、高度6700メートルで空中給油機からの燃料補給を受けた。

 オーストラリア南極局(AAD)の職員は、「投下した貨物には、これまでの6か月を基地で越冬した遠征隊員17人のための新鮮な食べ物や医療用品、郵便などが含まれていた」と明かしている。
【翻訳編集】AFPBB News