【選手評】森山佳郎監督、招集21名を寸評 FW久保建英は「今大会にかける思いはかなり強い」《U-17ワールドカップ》

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▽日本サッカー協会(JFA)は22日、来月6日から28日にかけてインドで開催されるFIFA U-17ワールドカップのメンバーを発表した。

▽U-17日本代表を率いる森山佳郎監督は今大会に向け、FW久保建英(FC東京U-18)ら21名を招集。全選手の選手評は以下のとおり。

◆選手評

GK

21.梅田透吾(清水エスパルスユース)

「青木心(JFAアカデミー福島U18)の負傷もあって、彼が唯一の初招集。ただ、ずっと前からチェックしていて、呼びたかったが、夏前の招集時に負傷してしまったので呼べなかった。プレミアリーグで首位を走るチームでかなり安定した力を発揮してくれている。順当な選出だと思う」

1.谷晃生(ガンバ大阪ユース)
(C)CWS Brains,LTD.
「このチーム結成以来、ずっと1番を背負ってきた選手。本当に将来を嘱望されている選手で、ガンバでもルヴァンカップの試合でトップチームのサブに入ったり、練習をしている」

12.鈴木彩艶(浦和レッズジュニアユース)

「彼1人だけ、2002年(生まれ)の選手。ここで呼んでしまうので、次のアジア最終予選に出られないが、それを差し引いても、できるだけ上の方でチャレンジさせたい。この子も将来性豊かな選手で、1人だけ中学生」

DF

2.池郄暢希(浦和レッズユース)

「この子は最近、チームでフォワードをやっているが、代表だと右サイドバック。守備面に課題こそあるものの、本当に物怖じしないというか、相手がどれだけ強くてもビビらない。元々、フォワードということもあり、推進力があるサイドバック」

19.監物拓歩(清水エスパルスユース)

「彼はしばらく代表から遠ざかっていた。だが、最終的に彼の高さや左利き、スピードという面で必要になると感じた。身体能力のある大型選手に対してもやってくれるんじゃないかと。ちょっと性格的に優しい一面があるが、そこでもう1つギアを上げてくれれば、本当に楽しみな選手」

5.菅原由勢(名古屋グランパスU-18)
(C)CWS Brains,LTD.
「彼はユーティリティプレーヤー。おそらく、大会中は右サイドバックや左サイドバック、センターバックなど、試合毎に動いてもらうかもしれない。何かしらのケガがあったら、『コイツが抜けたらヤバイ』と思うぐらい、高いレベルでどのポジションでもこなせる隙間を埋めてくれる選手」

3.小林友希(ヴィッセル神戸U-18)
(C)CWS Brains,LTD.
「彼もちょっとケガで代表から遠ざかっていた。本来の調子を取り戻してくれるか不安なところもあるが、180cm超えで左利きのセンターバック。彼と瀬古歩夢(セレッソ大阪U-18)がいれば日本のセンターバックは安泰と思っていた矢先に、瀬古をケガで呼べず、小林もケガがち。ただ、彼がいてくれれば、一対一の強さを含めて、外国人を相手に十分通用するフィジカルがある。そういったところに期待している」

16.山崎大地(サンフレッチェ広島ユース)

「最後の最後に滑り込んだ形。1年ちょっと前にじん帯を断裂した影響で長らく代表から離れていたが、今はプレミアリーグWESTで首位争いを演じるサンフレッチェでフル試合に出続けているということで、瀬古の代わりを務めることに期待している。彼は3バックの真ん中で、ロングフィードが得意。戦術的なオプションという意味でも、彼の存在で幅が広がる。それと、サンフレッチェということで、ムードメーカーとしての働きにも期待している」

15.馬場晴也(東京ヴェルディユース)

「彼もシンデレラボーイ。ヴェルディユースで試合に出ていなかったが、たまたまトレセンを視察したとき、ボールを奪うのに長けた選手だと思い、欠員多数で守備的MFを求めていた1個下のU-16に呼んでみた。いきなりボランチは難しいと思い、センターバックとして守ることだけに集中させてみたら、こちらの要求を素早く理解して、高いレベルでこなしてしまった」

「そこから3回続けて呼んで、ヴェルディでもセンターバックのレギュラーとしてプレーしている。瀬古のいない中、彼に計算が立てば、他の選手をサイドバックに回せる。彼の役割は重要になってくる」

MF

8.奥野耕平(ガンバ大阪ユース)

「派手さはないが、リーダーシップがあり、ボールを奪う能力がある。あたり前のことを卒なくこなすことのできる計算が立つ選手」

4.平川怜(FC東京U-18)
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「チームの心臓。彼が攻撃のタクトを振るう。外国人を相手にして、もっとシンプルさを求めても、自分でぐいぐい持ち運んで決定機を作り出してしまう能力がある。彼の出来は、このチームの鍵を握るかなと思っている」

18.鈴木冬一(セレッソ大阪U-18)

「代表でもずっとサイドハーフで起用していたが、層の薄い左サイドバックでもプレーさせている。まあまあの守備力があって、中盤でプレーするよりも、後ろからフリーで上がったときに面白い部分がある。ソロでぐりぐり行ける選手なので、打開策がないときに、彼の推進力はチームの有益になる」

20.椿直起(横浜F・マリノスユース)

「まだまだコンビネーションの部分は課題があるが、単独で縦に突破できる力のある選手。スーパーサブ的な扱いもできるが、もちろんスタートから起用することも考えている。最後15分の切り札としても見込める」

10.福岡慎平(京都サンガF.C.U-18)
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「彼はこのチームのキャプテンを一次予選から務めている。信頼できるキャプテンで、このチームの精神的支柱。サボることなく、倒れるまで、チームのために身体を張れる心強いキャプテン」

6.喜田陽(セレッソ大阪U-18)

「菅原に負けず劣らずのユーティリティプレーヤー。両サイドバック、ボランチ、両サイドハーフでプレーできる。対戦相手、チーム状況に応じて、色んなポジションをやってもらう。身体の線は細いが、それを補える賢さがある将来性豊かな選手」

14.上月壮一郎(京都サンガF.C.U-18)

「最終予選以降は呼んでいなかったが、ここ1、2カ月の成長ぶりは目を見張るものがある。推進力もあるし、守備時のスイッチ役にもなれる。楽しみな選手」

FW

9.山田寛人(セレッソ大阪U-18)

「腰を痛めてかなり代表から離れていたが、背があり、スピードがある選手。器用な選手ではないが、相手の背後に潜り込んだり、力強いドリブルからシュートを打てる選手」

11.宮代大聖(川崎フロンターレU-18)
(C)CWS Brains,LTD.
「この世代のエース格。これまで1トップでも2トップでも、彼が中心でやってきた。相手が強ければ強くなるほど、彼は活躍する。それが彼の良いところ。頼りになる選手」

13.中村敬斗(三菱養和ユース)

「彼もこの1、2カ月でぐっと成長した選手。フォワードの起用もあるが、代表だと基本的に右サイドハーフ。縦に突破できるだけでなく、シュート力は彼が一番。彼のシュート力が周りの刺激になっている。決まるか決まらないかは別として、キックのパンチ力に関してはかなりのものを持っている」

7.久保建英(FC東京U-18)
(C)CWS Brains,LTD.
「彼はU-20ワールドカップを経験して、貴重なものを我々のところに還元してくれた。U-20で得点を取れず、力を発揮できぬまま帰ってきた。それだけに、今大会にかける思いはかなり強いと思う。最終予選後、ずっと呼んでいなかったが、この前のチェコ遠征で久々に招集したが、すぐにフィットしてまた攻撃のアクセントになってくれていた」

17.斉藤光毅(横浜FCユース)

「彼だけがまだケガを抱えている。インターナショナル・ドリームカップで得点王とMVPを受賞したが、9月初旬に鎖骨を骨折してしまい、まだ安静にしている状態。大会前合宿でどの程度プレーできるかを確認する。まだ微妙な状況だが、ケガを抱えていても連れて行って、雰囲気を味合わせたい。それぐらい成長を遂げている選手」