21日、独国際放送ドイチェ・ヴェレ(中国語電子版)は、中国をこのほど訪問したシンガポールのリー・シェンロン首相について「なぜ突然訪中したのか。中国メディアは『外交政策を米国ではなく中国重視にへ方向転換した』と分析している」と伝えた。

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2017年9月21日、独国際放送ドイチェ・ヴェレ(中国語電子版)は、中国をこのほど訪問したシンガポールのリー・シェンロン首相について「なぜ突然訪中したのか。中国メディアは『外交政策を米国ではなく中国重視にへ方向転換した』と分析している」と伝えた。

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リー首相は19日から3日間の日程で中国を公式訪問した。到着当日に開かれた歓迎式典には、李克強(リー・カーチアン)首相が出席した。リー首相の訪中は4年ぶり。10月18日に開幕する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)まで1カ月のタイミングだ。中国・人民日報は「リー首相はなぜ突然訪中したか」と題する記事を掲載。「今回の訪中はシンガポールの外交政策の転換点といえる。南シナ海問題などで、米国寄りだった姿勢を変え、中国に寄り始めた」と分析した。

中国側も全人代を控え、リー首相を歓待した。リー首相は10月に訪米を予定しており、今後米国と中国をつなぐ「最高級の仲介役」になる可能性もある。

リー首相はまた、習近平(シー・ジンピン)国家主席、習氏の腹心で反腐敗運動を指揮してきた王岐山(ワン・チーシャン)中央規律検査委員会書記らと会談。互いに腐敗撲滅に力を入れることを確認した。(翻訳・編集/大宮)