東急グループが東急百貨店東横店西館1階に、「暮らしのIoT」の普及を目的とした店舗「IoT スマートライフステージ」をオープン。来店客にIoT環境を実際に体験してもらおうという試みです。

生活サービスの説明も受けられる

 東急グループは2017年9月22日(金)、東急百貨店東横店西館(東京都渋谷区)1階に、「暮らしのIoT」の普及を目的とした店舗、「IoT スマートライフステージ」をオープンしました。「IoT」とは「Internet of Things(モノのインターネット)」の略で、日常を構成するあらゆるモノが、インターネットにつながることを意味します。


東急百貨店東横店にオープンした、「IoT スマートライフステージ」の外観(2017年9月22日、乗りものニュース編集部撮影)。

 東急グループは現在、業界の垣根を越えたIoT連携の企業連合体「コネクティッドホーム アライアンス」に参画し、「暮らしのIoT」の普及推進に取り組んでいます。今回のオープンもその一環で、2018年3月29日(木)までの期間限定の実施です(12月2日からは、店舗を西館2階へ移動)。

 店内は、IoTの体験コーナーと案内カウンターで構成。体験コーナーは、東急グループのイッツ・コミュニケーションズが提供するスマートホームサービス「インテリジェントホーム」のショールームを設置。来店者は外出先から家電や照明などをスマートフォンなどで操作できる、「暮らしのIoT」を体験することができます。また、来店者は案内カウンターで、東急カードや東急でんき、東急セキュリティなどによる、生活サービス事業の説明を受けられます。

 東急電鉄の担当者は「実際に手で触れて、IoTの理解を深めていただきたい」と話します。店内では「インテリジェントホーム」のデモも実施。会話型AI「Googleアシスタント」を使った音声による開錠方法や、通話アプリ「LINE」と連携したサービスなどを体験可能です。