すっきりした終わり方ではなかったが、3シーズン身に纏った青いユニホームに別れを告げたD・コスタ。来夏のワールドカップ出場を狙う彼にとって、来年1月までの過ごし方は非常に重要となる。 (C) Getty Images

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 アトレティコ・マドリーは現地時間9月21日、ジエゴ・コスタの移籍について所属クラブであるチェルシーと合意したことを発表した。チームの面々は、2010年から4年間在籍していたブラジル産スペイン代表FWの復帰を歓迎しているようだ。

 クラブによれば、正式な移籍にはメディカルチェックや個人条件の合意が必要となる。だが、チェルシーのアントニオ・コンテ監督から戦力外通告を受けて以降、古巣への復帰を熱望していたD・コスタだけに、特別な障害はないだろう。
 
 A・マドリーはFIFAの処分により新選手登録を禁止されており、D・コスタを起用できるのは来年1月からだ。だが、すでにチームメートたちはかつての同僚の復帰を楽しみにしている。スペイン紙『マルカ』によると、21日にスポンサーイベントに出席したコケは「嬉しいよ」と述べた。
 
「彼が僕らに何をもたらすかは分かっているし、サッカーにおいてとても重要な選手だ。競争があることも、ポジションは勝ち取らなければいけないということも、彼は分かっているだろう。チームにとって、そして競争という点で、これは良いことだ」
 
 2014年に、ともにチェルシーに移籍したものの、1シーズンでA・マドリーに復帰したフィリペ・ルイスも、「世界で3本の指に入るストライカーの獲得に尽力したクラブを誇りに思う」と喜びのコメントを残している。
 
「彼は行く先々で歴史を作った。仕事をするため、戦うためにやって来る。僕らは成長するはずだ。友人がここに来るのは、とても嬉しいよ。彼との練習が楽しみだ」
 
 D・コスタの加入は、攻撃陣にとってライバルが増えることを意味する。だが、アンヘル・コレアは「成長を続けながら、チャンスを活かすだけだ」と語りながら、ポジション争いを歓迎した。
 
「最大限を求め続けることは確かで、それは良いことだろう」
 
 A・マドリーは、ボーナス込みで最大6500万ユーロ(約83億2000万円)の移籍金を用意したとされる。当然、シーズン後半戦での貢献を期待しているだろう。
 
 望みが叶い、ようやく去就が落ち着いたD・コスタ。かつての仲間たちと一緒に、新本拠地ワンダ・メトロポリターノのサポーターを沸かせることができるだろうか。