デンベレを忘れさせる存在に…ドルトムント司令塔はヤルモレンコを“漢”と絶賛

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今夏にフランス代表FWウスマン・デンベレをバルセロナへと手放したドルトムントはその代案としてキエフからアンドリー・ヤルモレンコを獲得。ミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)は加入の発表で27歳のウクライナ代表FWを「即戦力」として紹介していたが、同選手は実際にすぐさま期待通りの活躍を見せている。

加入後初戦のブンデスリーガ第3節フライブルク戦(0−0)終盤からの途中出場ではインパクトを残せなかったもののチャンピオンズリーグのトッテナム戦ではゴールを決めると、第4節ケルン戦、そして第5節ハンブルガーSV(HSV)戦ではいずれもアシストを記録。早くもドルトムントの右サイドに定着し、その実力を発揮しつつある。

そんなヤルモレンコを、地元紙『ルールナハリヒテン』がHSV戦後にあらためて“紹介”。「ヤルモレンコはファンにデンベレを忘れさせる」と題した記事で、「まだ絶賛するのは早いかもしれない」と慎重ながら、利き足が左足で中央に切り込む右ウィングのプレースタイルはバイエルン・ミュンヘンのオランダ代表アリエン・ロッベンを思わせ、フロントがデンベレの代わりとしてすでに豊富な経験(代表とクラブで400試合以上の出場歴)を持つ完成型の選手を連れてきたことは「大正解」とした。

ピーター・ボス新監督の下でドルトムントの司令塔として過去の姿を取り戻しているMFヌリ・シャヒンも新戦力の存在を喜んでいるようだ。トルコ代表としてウクライナ代表と対戦したシャヒンだが、その際には自身はベンチから見守るなかヤルモレンコは2ゴールを決めている。『キッカー』では「アンドリーは素晴らしい選手。ウクライナ戦でもものすごく印象的だった」とコメント。さらに「彼は漢だ。これ以上適した言葉で彼のことを説明できない」とその頼もしさに言及した。

一方、負傷明けで徐々に出場機会が増えてきた日本代表MF香川真司だが、トッテナム戦でのヤルモレンコのゴールをアシストに続き、HSV戦ではそのヤルモレンコが蹴ったFKが起点となり今シーズン初ゴールをマーク。今後同年代の2人の連携をさらに高めていくにあたって、ドルトムント2列目でお互いの強みがより一層発揮されるパートナーシップが生まれることが期待できるかもしれない。