マンU21歳FWの大活躍でファン・ハール前監督の評価が急上昇 「永遠に感謝する」

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リーグ杯バートン戦でダメ押し弾のマルシアル、今季は公式戦7試合で4得点をマーク

「史上最も高価なティーンエイジャー」として、2015年に鳴り物入りでマンチェスター・ユナイテッドに加入したフランス代表FWアンソニー・マルシアルが復調の兆しを見せている。

 その結果、ユナイテッドサポーターの間でルイス・ファン・ハール前監督の手腕を絶賛する声が上がり始めているという。英紙「メトロ」が報じている。

 ユナイテッドは現地時間20日に、カラバオ・カップ(リーグカップ)3回戦で英2部相当のバートン・アルビオンFCを4-1で撃破。イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードが2得点と奮闘したなかで、マルシアルも後半15分にチーム4点目のダメ押しゴールを挙げた。

 このフランス代表FWは、2015-16シーズンにボーナス込みで総額5800万ポンド(約87億円)という当時の10代選手として史上最高額でモナコからユナイテッドに移籍。大きな注目を集め、ファン・ハール前監督の下で同シーズンはリーグ戦31試合11得点と結果を残した。

 昨季は一転し、元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの加入に押し出される形でベンチに座り、くすぶっていた。しかし、今季はすでに公式戦7試合で4得点とゴール量産態勢。途中出場がほとんどだが、限られた出番のなかで際立った活躍を披露している。

“パニック・バイ”したファン・ハールを称賛

 フランス代表の新鋭FWの復活に、“赤い悪魔”のサポーターも歓喜。その結果として、獲得を実現させた前指揮官の手腕が称えられるという流れに発展した。英紙「メトロ」は、「マンチェスター・ユナイテッドファンはバートン・アルビオン戦の最中に、アンソニー・マルシアルを“パニック・バイ”したルイス・ファン・ハールを称える」と特集している。

「ファン・ハールが何か正しいことをしたというなら、それはアンソニー・マルシアルを買ったことだ」
「ファン・ハール史上最高の補強はマルシアルだと思う」
「マルシアル、あなたを連れてきてくれたファン・ハールには感謝してもしきれない」
「マルシアルを獲得してくれたLVGには永遠に感謝する」

 移籍当時は無名に近かったこともあり、マルシアルへの高額投資は「パニック・バイ」(後先を考えずに選手を獲得すること)と揶揄された。そうした雑音をかき消すようなマルシアルの活躍で、ファン・ハール前監督の評価が急上昇。21歳となったストライカーは、自分を信頼してくれた前指揮官に報いるようなプレーを続けられるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images