ゴールを決め喜び合うマンチェスター・シティの選手たち【写真:Getty Images】

写真拡大

英リーグカップ3回戦、マンチェスター・シティが「チーム全員」で先制弾を奪取

 サッカーにおいてスーパーゴールは醍醐味のひとつだが、鮮やかなパスワークで奪った得点も実に痛快だ。イングランドのリーグカップ3回戦、マンチェスター・シティ対ウエスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)戦で、「これぞチームプレー」という“会心のゴール”が飛び出した。クラブが公式ツイッターでその一部始終を収めた動画を公開し、反響を呼んでいる。

 いったいどこまで続くのか。ふとそう思ってしまうような正確なパスワークだった。

 試合開始とともにバックパスで最終ラインへとボールを回したシティは、小気味良くパスをつないでいく。一度は敵陣に攻め込むも、ブロックを敷く相手にじっくりと突破口を探り、27本目のパスがチリ代表GKクラウディオ・ブラーボに渡ってスタメン全員がプレーに関与。その後もWBAに一度もボールを奪われることなく、元コートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレが51本目を右サイドへ大きく展開する。

 パスを受けたイングランド代表MFラヒーム・スターリングが52本目のパスとしてゴール前にクロスを供給。走り込んだドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンのボレーシュートは相手GKに一度防がれるも、こぼれ球をドイツ代表MFレロイ・サネが押し込んで前半3分にシティが先制した。

 相手のフィールドプレーヤーにボールを一度も触らせることなく紡いだパスの本数は実に52本。試合開始から3分間ボールを保持し続け、まさに「チーム全員」でWBAゴールをこじ開けた格好だ。

2014年のパス51本をつないで奪ったリバプールのゴールを人数、パス本数で上回る

 シティはクラブ公式ツイッターで、パスの本数カウントとスタメン11人の顔写真付きの動画を公開。マンチェスターの地元紙「マンチェスター・イブニングニュース」も「マンチェスター・シティが水曜の夜、ウエスト・ブロム相手に史上最高のチームゴールの一つを決めた」と報じた。

 記事によれば、2014年のリーグカップ準々決勝、リパプール対ボーンマス戦でリパプールが51本のパスでゴールを挙げているという。しかし、それは11人全員が絡んでおらず、シティはパス本数と絡んだ人数でそれを上回ったことになる。ちなみにリパプールの記録には、今回52本目のパスを上げたスターリングが絡んでいたと記されている。

 試合はシティが2-1でWBAを撃破。全員で奪ったゴールは勝利とともにクラブの歴史に刻まれた。

【シティのパス本数】
エリアカン・マンガラ 9本
ジョン・ストーンズ 8本
ダニーロ 7本
ファビアン・デルフ 6本
ヤヤ・トゥーレ 4本
ベルナルド・シウバ 4本
レロイ・サネ 4本
イルカイ・ギュンドアン 4本
ラヒーム・スターリング 3本
クラウディオ・ブラーボ 2本
ガブリエル・ジェズス 1本