現役時代の風貌は見る影もないロナウド。そんなかつてのレジェンドが不振に喘ぐR・マドリーにエールを送った。 (C) Getty Images

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 現地時間9月20日のリーガ・エスパニョーラ第5節で、ベティスにホームで0-1と敗れたレアル・マドリーは、これで8位とまさかの躓きを見せている。
 
 クリスチアーノ・ロナウドが出場停止から5試合ぶりに復帰したものの、カリム・ベンゼマを負傷で欠いたR・マドリーは、連続得点記録が73試合でストップする完封負けを喫した。本拠地サンチャゴ・ベルナベウではリーグ開幕から3試合で未勝利という異常事態だ。
 
 開幕5連勝で首位に立つ宿敵バルセロナとは、早くも勝点7差をつけられた。そのバルサをスーパーカップで沈め、ジェラール・ピケに「初めて劣っていると感じた」とまで言わしめたR・マドリーが、わずか1か月後に苦しむことなど、誰が想像しただろうか。
 
 開幕からBBC(ベイル、ベンゼマ、C・ロナウド)を揃えることができず、怪我が絶えないガレス・ベイルが批判を浴びたR・マドリーだけに、出場機会を求めてイングランドに渡ったアルバロ・モラタ(現チェルシー)を慰留すべきだったとの声も少なくない。
 
 しかし、かつてR・マドリーの9番を背負った、元ブラジル代表の“怪物”ロナウドは、現チームが、これから得点を量産できるという考えを示している。スペイン紙『アス』によると、「必要なら私が調子を整えるよ」と冗談を飛ばしたうえで、メディアが指摘するCF獲得は不要と主張した。
 
「R・マドリーには何も必要とないと思う。去年も似たようなことはあったが、結局はチャンピオンズ・リーグとリーガを制した。まだ始まったばかりだ。これだけ勝っていても、ホームで3試合良くなければ疑問を持たれ始める。だが、チームの能力に疑うところはまったくない。良い結果が戻るのを待とう」
 
 3-1と勝利したレアル・ソシエダ戦(リーガ4節)で、得点を挙げた若手FWのボルハ・マジョラルにも賛辞を寄せたロナウドは、次のように強調している。
 
「R・マドリーにはゴールを量産する選手がたくさんいるし、問題になることはないはずだ。彼らのアプローチは完ぺきだ。C・ロナウドという世界最高の選手に、多くのゴールを決めるベンゼマがいる。勝利を取り戻すために必要なものなど何もないと思うよ」
 
 2000年代初頭のロス・ガラクティコス(銀河系軍団の意)を支えたレジェンドの言葉どおり、マドリーはすぐに勝利を取り戻せるのか。現地時間9月23日に行なわれる6節では、開幕から無得点で5連敗中のアラベスと敵地で対戦する。