安室奈美恵(40)の引退表明でファンの間に「アムロス現象」が起きている。引退の理由がよくわからない。安室が14歳の時から振り付けを担当しているRYONRYONさんは、「まっすぐな人。25年間トップを走り続けてきた彼女なりの美学だったのかなと思います。けじめをつけるタイミングをいつも探っていたんじゃないでしょうか」と話す。

歌のアドバイスをしてきたボイストレーナーの亀渕友香さんは「歌も大事だけど、自分の人生も大事だと思ってらっしゃる。40歳を機にちょっとひと休みしようかと、人生を振り返りたい時期だと思います」という。

安室のヒット曲を数多く手がけてきた作曲家の小室哲哉はツイッターで、「仕事で、なんとも言えない寂しさを感じるのは初めてです。これからいよいよブレイクしていくのだなあという瞬間に立ち会えてから20年、あらゆる奇跡を起こし、足跡を残し、そんな姿を誇らしく思い、そして、あと1年で卒業という現実を知る。このプロセスは、なかなか味わうことはないでしょう。奈美恵ちゃんには、最高の日々を過ごしてもらいたいです」と書いた。

巷では「アムロス現象」カラオケで歌いまくり

CDショップには早くも特設コーナーが設けられた。「安室ちゃんまさかの引退発表!!!」などと手書きの張り紙。訪れた50代の男性は「昔のシングルとかDVDを集め始めた。魅力は存在感ですね。ぶれないところが素敵だと思います」と寂しそうだ。

渋谷のカラオケ店には、安室の歌を歌う女性たちがたくさんいた。「ニュースを見て、寂しいので」「生まれた時からずっとカリスマ」と話す。iTuneの音楽ランキングでは、2位「Hero」、3位「Don't wanna cry」、4位「CAN YOU CELEBRATE?」、さらに6位、8位、12位・・・と、トップ30のうち12曲が安室曲だ。前日までは1曲も入っていなかった。

司会の加藤浩次「引退でやっぱり聴きたいとなったのですかね」

キャスターの近藤春菜「どんな曲だろうという人もいたでしょうね、新しい世代は。もうアムロスじゃないですか」

山本由樹(雑誌編集者)が水を差した。「閉店セールといいながら閉店しない店がある。これから1年間は閉店セールなんで、ビジネスとしてはすごい上手。(春菜をさして)簡単に乗せられてる。違う言い方をすると、プロレスラーの引退興行。日本中を回る」

加藤も春菜も唖然。「いや違うよ」とまだやり取りはあったが、たしかにビジネスとしてはなかなかかも。