Apple Watch Series 3

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 「アップルウォッチ(Apple Watch)」の新作となる「Apple Watch Series 3」の販売が9月22日から開始された。LTE通信に対応した初のモデルが登場したことに加え、新作のDigital Crown(竜頭)部分にレッドカラーを採用したデザインも注目を集めている。
 9月12日の「Apple Watch Series 3」の発表後、SNSではDigital Crownのデザインに言及するユーザーが目立っていた。極限まで機能美を追求した「シンプル」がアップルデザインの特徴だったこともあり、今回のレッドカラー採用に「今までのAppleでは無かった」「なぜ赤なのか」「バンドの色と合わせ難いのでは」と疑問を投げかける投稿が多数。これまでのデザインに慣れたユーザーからは「シールで隠して使用する」という声もあり、反応は様々だ。
 しかし、アップルがキーノートで比較対象に挙げた「ロレックス(ROLEX)」を見ると、同社のビンテージでデザインの一部に赤を使用している時計にはプレミアがついていることが多い。最近では、不人気モデルと言われていたシードゥエラーを刷新し文字盤のモデル名「SEA-DWELLER」部分を赤文字にしたところ、人気が爆発。現行モデルでありながら、2次流通市場では定価よりも高い価格で取引されるようになった。
 アップルがロレックスを参考にしたかは定かではないが、ブルーでもグリーンでもなくレッドを選んだことには、デザイン上で何か理由があるのだろう。キーノートでは、アップルウォッチの全世界での売り上げがロレックスを抜いたことも発表され衝撃を与えたが、今回のデザイン変更も今後の時計業界におけるポジションを固める施策なのか。同社の広報担当に問い合わせると「色の理由については公表していない」という回答だったが、アップルウォッチが売り上げだけではなく、デザインでも時計業界をリードする存在になっていくのか注目したい。