リビアの沿岸都市サブラタの浜辺で、移民船の難破後に打ち上げられた救命胴衣(2017年9月21日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】地中海(Mediterranean)のリビア沖で移民船が座礁し、これまでに少なくとも8人が死亡、90人近くが行方不明となっている。沈みかけた船に数日間しがみついていた生存者の話として、リビア当局が22日発表した。

 リビア海軍によると座礁した船は、欧州への不法渡航の拠点となっている首都トリポリ(Tripoli)を出航した後、西方の沿岸都市サブラタ(Sabratha)の沖合で難破した。

 さらに西方の町ズワーラ(Zuwarah)の当局者によると、19〜20日に8人の遺体が見つかり、移民35人が救助された。生存者らは、船がズワーラ付近で座礁するまで5日間にわたり沈みかけた船体にしがみついていたという。

 生存者の証言では、船にはアフリカ各国の移民120〜130人が乗船しており、女性や子供もいた。

 地中海沿岸では先週だけで欧州へ渡航を試みた移民3000人以上がリビアの沿岸警備隊に救助されたほか、イタリア当局にも2000人が救助されている。
【翻訳編集】AFPBB News