マンC驚異の“鬼回し”動画が話題 11人全員でパス52本をつないだゴールに「完璧…」

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リーグ杯WBA戦で、キックオフから相手フィールド選手に一度も触らせず先制弾

 マンチェスター・シティが現地時間20日に行われたカラバオカップ(リーグカップ)3回戦のウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)戦で、驚愕のゴールを決めていた。

 キックオフから相手のフィールドプレーヤーにボールを一度も触らせることなく52本のパスをつなぎ、前半3分に先制点を奪うという離れ業を披露した。

 シティはクラブ公式ツイッターで「完璧…」というコメントとともに、キックオフから先制ゴールを奪うまでの動画を公開。パスの本数カウントとスタメン11人の写真も表示し、全員がボールタッチを行ったことが分かりやすいようにグラフィック編集されている手の込みようだ。

 キックオフから最終ラインまで戻し、いつものようにピッチを広く使いながらチャンスを窺っていくシティ。27本目のパスがGKクラウディオ・ブラーボに渡ったところで11人全員がプレーに関与。その後もWBAに一度もボールを奪われることなくパス回しを続けると、右サイドでボールを受けたFWラヒーム・スターリングが52本目のパスとしてエリア内へ正確なクロスを供給。走り込んだMFイルカイ・ギュンドアンが左足でボレーシュートを放つと、相手GKベン・フォスターに一度防がれるも、こぼれ球をMFレロイ・サネが押し込んで先制した。

 GKにセーブされているため、厳密には“相手に一度もボールを触らせずにゴール”ではないが、それでも多くの反響が寄せられている。ツイートされた動画に対し、ファンから「このチームを見るのが大好き」「キックオフからゴールまでトップクラス」「ペップの素晴らしい仕事だ」などど、チームのクオリティーとそれを指揮するジョゼップ・グアルディオラ監督に対する好意的な返信が届いた。

「無駄なパスが多い」との反論も…

 一方、別のファンからは「無駄なパスが多い」「ユナイテッドなら時間は無駄にしない」などの反論の声も上がっている。

 それでも英誌「フォー・フォー・トゥー」では、「グアルディオラのマスタークラスを検証」と特集されるほどになっている。データ会社「オプタ」が2010-11シーズンからプレミアリーグでパスデータの測定を始めて以降、ゴールまでに要したパス本数は、2014年にトットナムがQPR戦で記録した48本だったという。今回はリーグカップの試合とはいえ、シティはこれを4本も上回った。

 また、同誌は同じように多くのパスを繋いで奪ったゴールとして、2006年のドイツ・ワールドカップでアルゼンチン代表MFエステバン・カンビアッソがセルビア・モンテネグロ(当時)を相手に奪った得点を引き合いに出している。しかし、この時のパス本数は24本で、シティの一撃は「カンビアッソの2倍だ」と紹介された。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

【動画】マンチェスター・シティ公式ツイッターで公開された、WBA戦でパス52本をつないで奪った先制ゴール

https://twitter.com/ManCity/status/910851625627000832

マンチェスター・シティ公式ツイッターで公開された、WBA戦でパス52本をつないで奪った先制ゴール