男子テニスの国際大会レーバー・カップ開幕を控え、チェコ・プラハ市内のステージに登場した(左から)欧州チームのラファエル・ナダル、ビョルン・ボルグ監督、ロッド・レーバー氏、ワールドチームのジョン・マッケンロー監督(2017年9月20日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】男子テニス、四大大会(グランドスラム)で通算7度の優勝を誇る元名選手のジョン・マッケンロー(John McEnroe、米国)氏は21日、欧州チームとワールドチームが対戦する国際大会レーバー・カップ(Laver Cup)が、国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2017)の方式見直しを最終的に実現させる可能性もあるとの見解を示した。

 22日から3日間開催されるレーバー・カップでワールドチームの監督を務めるマッケンロー氏は、チェコ・プラハ(Prague)で記者会見に臨み、「全員がわくわくしており、この大会が成功して、他の大会日程について関係者が本格的に見直しを検討することにつながると期待している」と語った。

 デビスカップで通算5度の優勝を経験しているマッケンロー氏は、「例えばデビスカップだ」とすると、「(デビスカップのような)大きな責任を伴う大会では、ある程度の改革が必要だ」と述べ、すでに厳しいスケジュールが強いられている中で母国を代表するチーム戦の重圧が高まっているという選手からの訴えを擁護した。

「なにか違うことをしようとするのに時間がかかり過ぎている。これ(レーバー・カップ)が後押しにつながるかもしれない。どちら(デビスカップとレーバー・カップ)も、うまくいくことを願っている」

 一方、前週行われたベラルーシとのデビスカップのワールドグループ・プレーオフを回避したスイスのロジャー・フェデラー(Roger Federer)は、「まったく違う大会であるから」として両大会を比較することはせず、「これは今までに類がなく、初めて開催される新設の大会だ。それに対して、デビスカップはとても深い歴史が背景にある」とコメントした。

「どちらもわくわくするよ。デビスカップがそうであるように、この大会もこれからずっと長く続いて、選手たちが出場を望み、母国もしくは大陸を代表することを常に切望するのを期待している」

 マッケンロー氏が率いるワールドチームの布陣は、サム・クエリー(Sam Querrey)、ジョン・イズナー(John Isner)、ジャック・ソック(Jack Sock)、フランシス・ティアフォー(Frances Tiafoe)の米国勢4選手に加え、デニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov、カナダ)とニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)となっている。

 対する欧州チームは、マッケンロー氏の往年のライバルだったビョルン・ボルグ(Bjorn Borg)氏が指揮官を務め、フェデラーを筆頭に、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)、アレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)、マリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)、ドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)、そしてトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)が出場する。

 22日から24日までの3日間で行われる今大会は1日4試合(シングルス3試合とダブルス1試合)が行われ、1試合勝利するごとに1日目が1ポイント、2日目が2ポイント、3日目が3ポイントずつ与えられる。

 21日に決まった初日のカードは、シングルスがチリッチ対ティアフォー、ティエム対イズナー、ズベレフ対シャポバロフとなっており、ダブルスではナダル/ベルディハ組がキリオス/ソック組と対戦することになっている。
【翻訳編集】AFPBB News