年内発売が予想される高い完成度

 スズキが東京モーターショー出展車の概要を発表した。なかでも注目なのは、軽クロスオーバーSUVとして大人気であるハスラーの“普通車版”と噂されていた「XBEE(クロスビー)」が参考出品されることだ。

 スタイルは写真のとおり、車名にこそハスラーの名が入っていないが、丸目のヘッドライト、台形グリル、バンパーガーニッシュなど、まさしくハスラーの拡大版。ただ、躍動感のあるライン、ボリューム感のあるフェンダー回りの造形など、ハスラーの全幅+195个陵祥気魎兇犬気擦襦△茲蠎全兇旅發ぅ┘ステリアデザインとなっている。

 とはいえ、もちろんハスラーをそのまま拡大して作ったわけではない。寸法や車内フロア形状などを見ると、プチバンのソリオやイグニスなどと同じ、小型車用のAプラットフォームがベースと予想。そのため、全長3760个離灰鵐僖トサイズ(イグニスより60弌▲愁螢より50伉垢い、それでも現行ヴィッツやマーチより短い!)ながら、ソリオ譲りの広々とした室内を実現している。

 また荷室にも深さのあるアンダーボックスが用意され、実用性抜群。ラゲッジフロアには汚れを拭き取りやすい素材を採用しているため、アウトドアシーンでも活躍しそうだ。

 アクティブな使い方を想定しているため、ロングクルージングにも対応できるよう、エンジンも強力だ。スイフトやバレーノに搭載されているK10C型ブースタージェットエンジン(996嫩称3気筒インタークーラーターボ)に、初めてマイルドハイブリッドが組み合わせられる。だからといって、ツインチャージャーのようにパワフルに走るわけではないが、両者を組み合わせることによって、燃費と走りを両立させている。

 駆動方式はハスラーと同じく2WDと4WDを用意。詳細は明らかにされていないが、多彩な走行モードが用意されているとのことなので、ハスラーやイグニスの4WDと同じく、雪道などでの発進をサポートするグリップコントロールが搭載されているかもしれない。

 安全性については、スイフトと同じく、単眼カメラと赤外線レーザーを組み合わせたデュアルセンサーブレーキサポートが採用されるだろう。また後退時衝突被害軽減ブレーキも搭載されているという。

 さらに今回の東京モーターショーでは、クロスビーのカスタマイズモデルも2台、同時に出展される。「XBEE OUTDOOR ADVENTURE(クロスビー アウトドア アドベンチャー)」は“ 大人が楽しむキャンプシーン”をイメージしてデザイン。

 ドアやインテリアにウッド超デカールを施し、さらにシルバー塗装バンパーガーニッシュ、ダーク調メッキのヘッドライトリムなどを加え、上質なアウトドアMODELとして提案される。

 もう1台、「XBEE STREET ADVENTURE(クロスビー ストリート アドベンチャー)」は、グレーのボディとホワイトルーフの車体色に、バンパーやドア、アルミホイールなどに黄色のアクセントを施した3トーン。

 アスレチックウエアをモード系アイテムと組み合わせて着こなすという、最新のトレンドを意識したものだという。

 小型車基準で作られたことで安全性が高まり、定員も4人から5人になった小型車版ハスラー=XBEE(クロスビー)」。『ハスラーはいいけど、軽はちょっと……』と思っていた人、コンパクトで個性的なクルマを探していた人にピッタリのクルマである。参考出品とは言え完成度は非常に高く、登場は年内と予想するが、果たして!?

●主要諸元
全長 3760
全幅 1670
全高 1705
ホイールベース 2435
パワーユニット 996cc直列3気筒インタークーラーターボ マイルドハイブリッド
駆動方式 2WD/4WD